「国鉄205系電車」の版間の差分

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| 2=先頭車化改造の運転台
}}
先頭車改造については、11両編成で運用している山手線からの転用にあたり、転用先における短編成化によって必然的に先頭車が不足することから、中間車の先頭車化改造が施工されている。前面デザインは既存車とは異なる新しいものとした。(当時増備が進んでいたE231系に近い)。フロントガラスは緩やかな横方向にカーブした1枚の曲面ガラスを使用したものとなり、[[前照灯]]([[ディスチャージヘッドランプ|HID]])と[[尾灯]]は窓内上部左右の配置とした。LED式[[方向幕|行先表示器]]は中央上部(正面から見て少し右側へ寄っている)の配置である。また、先頭車化改造車および600番台では改造時に電子ホーンが追加装備された。<ref>吹鳴方法は209系以降の新系列車両と同様、ペダルを軽く踏むと電気笛のみが、強く踏むと通常の空気笛が同時に鳴る仕組みである。</ref>600番台に限り空気警笛はタイフォンからE231系近郊タイプなどと同様のホイッスルに変更されている。
 
改造にあたっては妻構体を撤去し、前面強化フレームを溶接の上、前頭部は[[繊維強化プラスチック|FRP]]にフェノール発泡体を合わせた剛性の高い[[複合材料]]を使用したものとなっている。改造にあたって、乗務員室部に支障する助手席側側面の行先表示器は廃止している。
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2006年12月1日から八高・川越線内ではドア開閉を通年ボタン式としているため、ドア上にドアの開閉方法を表記したステッカーが貼付されている。
 
山手線へE235系量産車導入に伴い、山手線用[[JR東日本E231系電車#500番台|E231系500番台]]を中央・総武緩行線へ転用させるため、中央・総武緩行線用[[JR東日本E231系電車#0番台|E231系0番台]]および[[JR東日本209系電車#500番台|209系500番台]]を武蔵野線及び川越線・八高線へ各線の仕様に改造の上、転属が進められており<ref name="railfan680">{{Cite journal|和書 |author=伊藤久巳 |date=2017-12 |title= 首都圏を走るE231系の機器更新工事と転用改造工事を担当する JR東日本 青森改造センター |journal=鉄道ファン |volume=57 |issue=12号(通巻第680号) |pages=75 - 77 |publisher=交友社}}</ref>、[[JR東日本E231系電車#3000番台|E231系3000番台]]が2017年11月より導入<ref name="RJ 617">{{Cite journal|和書 |author=編集部 |date=2018-03 |title=JR東日本 車両基地 |journal =鉄道ジャーナル |volume=52 |issue=3号(通巻第617号) |page=103 |publisher=鉄道ジャーナル社}}</ref>、更に[[JR東日本209系電車#3500番台|209系3500番台]]が2018年5月から導入<ref name="railfan203000">[https://railf.jp/news/2018/05/12/203000.html 209系3500番台が営業運転開始] railf.jp([[交友社]]) 2018年5月12日、同9月5日閲覧。</ref>された。これに置き換えられる形で、2018年2月に3000番台1本が廃車され<ref name="JRR 2018s 356">ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2018夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年、p.356。ISBN 9784330884189。</ref>、同年5月に1本、同年6月にも1本が廃車され<ref name="JRR 2019w 357">ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2019冬 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年、p.357。ISBN 9784330932187。</ref>、同年7月に最後まで残った2本が[[長野総合車両センター]]へ回送され<ref name="railfan150000">[https://railf.jp/news/2018/07/24/150000.html 205系3000番台2本が長野へ] railf.jp([[交友社]]) 2018年7月23日、同9月5日閲覧。</ref>同年7月25日付で廃車<ref name="JRR 2019w 357"/>、3000番台は廃区分番台となった。廃車後、2編成が3連化・先頭車化改造(余剰先頭車は廃車解体)の上、富士急行へ譲渡された。
 
{| class="wikitable" summary="方面別編成表" style="text-align:center; font-size:80%; margin-left:3em;"
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日光線では、2013年3月16日のダイヤ改正から<ref>ネコ・パブリッシング「レイルマガジン」2013年6月号「JR東日本編成25年3月16日ダイヤ改正車両の動き」記事。</ref>、宇都宮線(宇都宮駅 - 黒磯駅間)では、同年8月24日から営業運転を開始した<ref>鉄道ジャーナル社「鉄道ジャーナル」2013年11月号RAILWAY TOPICS141頁「宇都宮 - 黒磯間に205系を投入」記事。</ref> 。いずれも当初より小山車両センターへの入出庫を兼ねて、小金井駅 - 宇都宮駅間においても営業運行されている。
 
[[2017年]][[11月16日]]には、205系600番台のうち、日光線用の1編成を、[[2018年]][[4月1日]] - [[6月30日]]まで開催される[[デスティネーションキャンペーン|「本物の出会い 栃木」デスティネーションキャンペーン]]に合わせ、観光車両「[[いろは (鉄道車両)|いろは]]」に改造することが発表された同年4月1日より運行を開始している<ref>{{PDFlink|[http://www.jreast.co.jp/press/2017/20171116_o03.pdf 観光のお客さまに快適にご利用いただける車両を日光線に投入します!]}} - 東日本旅客鉄道大宮支社 2017年11月16日</ref>。
 
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