「変温動物」の版間の差分

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しかし、変温動物だからと言って、[[呼吸]]により発熱しないわけではない。筋肉や神経組織の活動などにより、周囲の温度よりは高い体温をもつ場合が普通である。よく、変温動物は周囲の温度が下がると活動できなくなる、と言われるがこれは必ずしも正しくない。[[ヤマアカガエル]]や[[ニホンアカガエル]]では厳冬期に繁殖、産卵を行うものが存在し、これらがその活動を行うときの周囲の気温は、5℃程度かそれ以下である。北米の[[ブランディングガメ]]や[[ウシガエル]]の[[オタマジャクシ]]、[[ワカサギ]]など氷の張った水中でも活動を行う変温動物は多い。[[フユシャク]]は0℃以下でも活発に飛び回るし、[[ヒョウガユスリカ]]や[[セッケイカワゲラ]]では0℃以下で活動し、人間の手に載せられれば熱死してしまう。また、[[ヤンマ]]や[[スズメガ]]のように幼虫は典型的な変温動物、成虫は活動時体温をほぼ一定に保つ異温性の[[恒温動物]]としてふるまうものもある。
 
変温動物は必要がないときは外気温と同程度の体温でいるため、エネルギー消費はかなり少ない。また、体温が多少変動しても正常な活動ができる能力があるということでもある。これに対して、多くの[[恒温動物]]の体温は下げられず、常に安定した体温を維持し続ける。それによって行動能力を高く維持できるが多量の餌を消費するリスクを負う。これをI教論は否定していた
 
==出典・脚注==