「Vサイン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
リンク調整
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
36行目:
*Staff. [http://www.yorkpress.co.uk/news/2086046.vsign_led_to_assault_on_school_bus_teens/ V-sign led to assault on school bus teens] [[:en:The Press (York)|The Press (York)]], 1 March 2008</ref>。このジェスチャーは[[アメリカ合衆国]]では用いられず、オーストラリアやニュージーランドでも既に古風な表現と見なされるようになっており、代わりにファックサインが用いられることが多い。
 
侮蔑の表現としての、手のひらを自分の側に向けるVサインの例として、[[1990年]][[11月1日]]付のイギリスの[[タブロイド]]紙『[[ザ・サン]]』は、一面に[[イギリスの国旗|国旗ユニオンフラッグ]]の袖口から突き上げられたVサインの図を掲げ、その横に「お前のを挙げてみろケツにぶち込め、ドロール (Up Yours, Delors)」と見出しを打った。『ザ・サン』は、ヨーロッパ中央政府の構想を提唱していた当時の[[欧州共同体]] (EC) [[欧州委員会委員長]][[ジャック・ドロール]]に対して二本指を掲げるよう、読者に呼びかけたのである。この記事は[[人種差別|レイシズム(人種主義)]]だとして批判を集めたが、当時の{{仮リンク|新聞評議会 (イギリス)|label=新聞評議会|en|Press Council (UK)}}は、『ザ・サン』紙の編集長が、英国の利益のためには卑語を乱用することも正当であると表明したのを受け、苦情を採り上げなかった<ref>{{cite news|url=http://www.sterlingtimes.org/delors.jpg |title=Up Yours Delors |work=The Sun |publisher= |date= |accessdate=2011年10月31日}}</ref><ref>{{cite web|last=Wheeler |first=Brian |url=http://newswww.bbc.net.uk/2/hi/uk_news/politics/4124328.stm |title=BBC NEWS &#124; Politics &#124; From two jags to two fingers |publisher=Newswww.bbc.net.uk |date=2005-06-24 |accessdate=2011年10月31日}}</ref>。
 
イギリスでは一時期、「ハーヴェイ(・スミス)(a Harvey (Smith))」という呼称が、こうした侮蔑の表現としてのVサインを意味して用いられたが、これはフランスでは「[[ピエール・カンブロンヌ|カンブロンヌ]]の言葉 ([[:fr:Pierre Cambronne#Le mot de Cambronne|Le mot de Cambronne]])」、カナダでは「[[ピエール・トルドー|トルドー]]敬礼 (Trudeau salute)」が、一本指を立てる同様の仕草を意味したことがあったのと同様の現象であった。この呼称は、[[障害飛越競技]]の選手であった{{仮リンク|ハーヴェイ・スミス (馬術選手)|label=ハーヴェイ・スミス|en|Harvey Smith (equestrian)}}が、[[1971年]]に{{仮リンク|ヒクステッド全英飛越コース|en|All England Jumping Course at Hickstead}}において開催されたイギリス飛越競技ダービー (the British Show Jumping Derby) で優勝した際、テレビに映る形でVサインを行なったとして失格とされた(2日後に失格は取り消され、スミスの優勝が再確認された)ことが由来となっている<ref>Staff [http://news.bbc.co.uk/onthisday/hi/dates/stories/august/15/newsid_2534000/2534107.stm On this Day 15 August 1971: 'V-sign' costs rider victory] "BBC The infamous gesture won him an entry in the Chambers dictionary which defined 'a Harvey Smith' as 'a V-sign with the palm inwards, signifying derision and contempt'". 2008年4月23日閲覧</ref>。