「開発途上国」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎開発途上国・地域のリスト: 見やすくするようにスペースを調節した。
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
6行目:
[[1970年代]]以前は、'''後進国'''<ref>{{Lang-en-short|backwards country}}、英語の{{Lang|en|backwards}}には後ろ向きに進む・後退するという意もある。</ref>、'''未開発国'''<ref>{{Lang-en-short|undeveloped country}}</ref>などと呼ばれていたが、[[1980年代]]頃から開発途上国、もしくは発展途上国という呼び方が一般的になった。呼び方の変更に伴い、'''低開発国'''という呼び方も[[日本]]では使用されなくなったが、低開発国を意味する英語表現<ref>{{Lang-en-short|less developed countries}}</ref>は現在も[[国際連合]]ばかりでなく日本の[[外務省]]でも英語のままで使用されている。とりわけ、後発開発途上国を区別する文脈の中で用いられる。
 
開発途上国と一括りして大きな差がある。一般的に言われる新興国と後発開発途上国([[貧困国]])とでは、現況や抱える問題が違い、両者の格差は拡大傾向にある。前者では、[[先進国]]の[[製造業]]が安価な[[労働]]力を求めて進出してきたことにより、[[国民所得]]の向上、[[教育]]水準の向上が進み、[[国力]]を増大させることも多い。それに対して後者では[[第一次産業|一次産品]]に強く依存した経済や、[[戦乱]]や[[災害]]に伴う労働力人口の減少の影響が深刻で、その中でも[[頭脳流出|才知ある人材が他国へ流出]]していることなど、将来の展望に不安が多い。また開発途上国の中には、[[人口爆発|人口の急増]]により、労働力人口に対して十分な[[雇用]]を創出できず、[[失業者]]や不完全就労者の増加に苦しむ国々も多い。このため[[社会問題]]の一角として称されている。
 
== 歴史 ==