「XB-51 (航空機)」の版間の差分

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[[1945年]]にアメリカ陸軍攻撃隊向けの機体・XA-45として開発が開始された。1946年に名称変更によりXB-51となる。機体の主任務は、低空爆撃と近接航空支援である。完成した試作機は、1949年10月28日に初飛行した。
 
機体は、軍用機としては珍しい[[三発機]]である。二発がコックピット下の機体・顎の部分にそれぞれ取り付けられ、三発目は尾部に取り付けられ、そのインテイクは垂直尾翼前方にある。主翼は後退角35度で下半角が6度ついている。主脚は胴体に二重車輪でタンデムについており、補助脚が主翼端に装備されている。乗員は2名であり、後席手が航法などを行う。
 
[[1950年]]に[[アメリカ空軍]]はA-26攻撃機を更新するために、カナダのCF-100やイギリスの[[キャンベラ (爆撃機)|キャンベラ]]と比較した。結果、XB-51は低空飛行性能などに高い評価を受けたものの、その降着装置が未整備飛行場における運用に適しておらず、機体強度も低いと判断され、採用されなかった。