「協和キリン」の版間の差分

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[[フリーズドライ]][[スープ]]の「本格派・たまごスープ」などで知られる[[食品]]・[[調味料]]事業については、2005年4月1日に「協和発酵フーズ」として分社。その後、キリンビールグループとの経営統合により、2009年4月1日にキリンフードテック(旧・武田キリン食品)と統合し、[[MCフードスペシャリティーズ|キリン協和フーズ(現、MCフードスペシャリティーズ)]]が発足した。化学品部門は、化学品製造子会社である協和油化(1966年設立)と2004年に統合し、協和発酵ケミカル(現、[[KHネオケム]])となった。
 
2007年10月、キリングループとの戦略的提携(キリン傘下入り)を発表。まず[[キリンホールディングス]]が友好的[[株式公開買付け|TOB]]によって協和醱酵工業株式28.49%を取得。そして[[2008年]]4月1日、協和醱酵工業がキリングループの医薬品事業会社である[[キリンファーマ]]を株式交換により完全子会社化。キリンホールディングスの株式保有比率は50.10%となり、同社の連結子会社となった。協和醱酵工業・キリンファーマ両社は、2008年10月1日に協和醱酵工業を存続会社として合併し'''協和発酵キリン株式会社'''となった。

創立70周年を迎える2019年7月1日に'''協和キリン株式会社'''に社名を変更する。
 
現在は、医療用医薬品が連結売上高の約75%(2012年)を占め、医薬品メーカーとなっている。また連結売上高の約23%(2012年)を占めるバイオケミカル事業では、各種の[[アミノ酸]]の発酵生産において[[味の素]]社と双璧である。うまみ調味料として用いられる[[グルタミン酸ナトリウム]]においては[[味の素]]社に先んじて世界で初めてその発酵技術を確立した実績がある。