「ハードロック」の版間の差分

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== ヘヴィメタルへの移行期:1975年以降 ==
[[エアロスミス]]<ref>http://www.allmusic.com/artist/aerosmith.../biography</ref>、[[キッス]]<ref group="注">「ロックンロール・オールナイト」「デトロイト・ロック・シティ」「ハードラック・ウーマン」などのヒット曲がある</ref>、クイーンは、70年代前半にはすでにデビューしていたが、人気が出てきたのは、70年代後半だった。シン・リジィやナザレスはUSチャートでヒットを出し、アメリカ進出に成功した。ZZトップやレーナード・スキナードなどサザン・ロック・バンドも、ハード・ロック的な音を出していた。一方でジャーニー、ボストン、フォリナー、TOTO、スティックスなどは、”産業ロック”<ref group="注">欧米では、コーポレート・ロックと呼ばれる</ref>というカテゴリーに含まれた。スティックスはハードロックというよりも、ポップなプログレッシヴにジャンル分けするのが妥当である。70年代後半にはパンク・ニューウェイブが一大ブームとなり、ハードロックの人気は下降した。当時の人気バンドとしては、ジューダス・プリースト、レインボウ(ブラックモアズ・レインボウ)がいた。英米以外の国では、カナダのマホガニー・ラッシュ、オーストラリアのAC/DC、ドイツのスコーピオンズ、オランダのゴールデン・イアリングらが活躍した。忘れがちなのは{{誰2|date=2019年6月}}ソロ・ギタリストでロイ・ブキャナン、パット・トラヴァース、ロビン・トロワーがいた。日本のハード・ロックでは、カルメン・マキ&OZ、紫、コンディション・グリーン、クリエイション(元のブルース・クリエイション)、BOWWOWらがシーンを盛り上げた。
 
1980年代前半になると、ツインギターを売り物にした[[ナイト・レンジャー]]がデビュー。ポップ性とハード性を兼ね備えた[[ボン・ジョヴィ]]がヒットを出し、「'''アメリカン・ハードロック'''」が注目された。[[ヴァン・ヘイレン]]がアルバム「1984」でシンセサイザーを使用し、シングル曲「ジャンプ」が大ヒット。続いてラットやモトリー・クルー、ドッケン、ポイズンなど、[[ロサンゼルス]]出身のハードロックバンドが続々とデビューし、ロサンゼルス以外のアメリカ出身であるシンデレラなども併せて[[LAメタル]]と呼んだ。一方で、デフ・レパードやホワイトスネイクなど、イギリス系のアーティストも上記のバンド同様にアメリカでヒットを出し、ハードロック・ヘヴィメタルが復権した。