「三人吉三廓初買」の版間の差分

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『'''三人吉三廓初買'''』(さんにんきちさ くるわの はつがい)は、[[安政]]七年 ([[1860年|1860]]) 正月、[[江戸]][[市村座]]で初演された[[歌舞伎]]の演目。通称『'''三人吉三'''』。[[世話物]]、[[白浪物]]。[[河竹黙阿弥|二代目河竹新七(黙阿弥)]]作。全七幕。3人の盗賊が百両の金と短刀とをめぐる[[因果応報]]で刺し違えて死ぬまでを描いた物語<ref>『大辞泉』</ref>。
 
初演時はあまり評判にならず、30年ほど経って一部の筋を省略し『'''三人吉三巴白浪'''』(さんにんきちさ ともえの しらなみ)という外題で再演された([[吉原遊]]を舞台にした部分を省略し、「廓初買」が意味をなさなくなったため)。再演時には大評判となり、以後歌舞伎の代表的な作品の一つとして、今日でもよく上演される人気作品となっている。
 
==あらすじ==