「シーマ・ガラハウ」の版間の差分

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→‎シーマ艦隊: G3ガスはZでティターンズが使ったもの ジオンが使ったのはGG(ダブルジー)ガス
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→‎人物: G3はティターンズが使った毒ガス
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[[一年戦争]]開戦直前に編成された[[ザビ家#キシリア・ザビ|キシリア・ザビ]]配下の[[ジオン公国]]軍海兵隊に、[[遙任]]の艦隊司令[[機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍 (あ行-さ行)#アサクラ|アサクラ大佐]]の代理司令官として配属。麾下艦隊は、「シーマ艦隊」の通称を得て、一年戦争時は主に破壊工作を行っていた。一年戦争緒戦において、[[スペースコロニー]]への[[化学兵器|毒ガス]](G3ガス)注入、いわゆる「コロニー潰し」に従事しており、これが[[トラウマ]]になっていることがCDシネマ『宇宙の[[カゲロウ|蜉蝣]]』で語られている。
 
一説ではこのコロニーがブリティッシュ作戦([[コロニー落とし]])に使われ、その際に上官からは催眠ガスと告げられていたと言われている。これは『[[機動戦士ガンダム ギレンの野望|ギレンの野望]]』シリーズなどのゲーム作品や、漫画作品『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』などで語られており、ギレンの野望の同シーンには[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊の登場人物#シロー・アマダ|シロー・アマダ]]も登場しており、『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』での描写と整合性を取るならば、このとき使用されたガスは腐食性ガスとなる<ref>しかしCDシネマ『宇宙の蜉蝣』での回想シーンでは「G3GGガス」とはっきり言われており、『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』でのG3ガス描写との矛盾が生じる。また『第08MS小隊』でのガス使用法はコロニー内に侵入してのガス弾投射であるが、『宇宙の蜉蝣』では機械的な注入シークエンスが描写されている。</ref>。
 
シーマとその艦隊は[[破壊活動]]や[[虐殺]]など公国宇宙軍の「汚れ仕事」の実行者であったこと、また、保身を図ったアサクラ大佐に責任を押し付けられたことから、一年戦争終結時に他のジオン公国残存勢力から[[アクシズ]]への[[亡命]]を拒否されている。帰るべき故郷である[[サイド (ガンダムシリーズ)|サイド3]]のマハル・コロニーも[[コロニーレーザー#ソーラ・レイ(機動戦士ガンダム)|ソーラ・レイ]]として改造されて一年戦争で失われており、帰属する場所を持たない彼女らは以後、[[宇宙海賊]]として生きる事を余儀なくされる。民間・連邦はもとより、時に他の公国軍残党の船舶までもが略奪の対象とされた。その一方で生き残る術として、また将来の安住地獲得の布石として、地球連邦や[[アナハイム・エレクトロニクス社]]との独自のパイプ作りに奔走した。こうした描写から、作中において彼女は大義に殉じた[[エギーユ・デラーズ]]や[[アナベル・ガトー]]とは対照的な人物として描かれ、連邦側も含め大義なるものへのアンチテーゼとなっている。