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{{出典の明記|date=2019年6月6日 (木) 16:35 (UTC)}}
'''鑑識'''(かんしき)とは、[[犯罪]][[捜査]]で、[[筆跡]]・[[指紋]]・[[血痕]]などを[[鑑定]]すること。また、それを担当する部門。 「 -課」<ref>[https://kotobank.jp/word/%E9%91%91%E8%AD%98-469980 かんしき【鑑識】大辞林 第三版の解説]</ref>
'''鑑識'''(かんしき)とは、一般に(特に犯罪鑑識)は犯罪捜査の過程で、犯罪現場に残る[[指紋]]や足跡、血痕、毛髪、唾液、皮膚片、体液、服の繊維などの現場資料、文書の筆跡などを[[科学的方法]]を用いて採取・検出・保全・分析・照合・'''[[鑑定#訴訟法上の鑑定|鑑定]]'''することを言う<ref name="manual">{{Cite web|url=https://www.pref.tottori.lg.jp/259314.htm|title=現場鑑識活動実施要領|accessdate=2019年05月12日|publisher=鳥取県警察}}</ref>。より高度な分析や鑑定は民間の研究所や[[科学捜査研究所]]、[[警察庁]]の[[科学警察研究所]]に委託する<ref name="lab">{{Cite web|title=業務概要紹介|url=https://www.npa.go.jp/nrips/jp/about/activity.html|website=科学警察研究所|accessdate=2019-05-12}}</ref>。これら犯罪鑑識および警察の研究所で行われる事と、その他の[[法医学]]、[[デジタル・フォレンジクス]]分野も含め、その学問的背景として[[法科学|法科学(フォレンジック・サイエンス)]]と総称されている。
 
== 概要 ==
犯罪や事件が起きた時、鑑識官(鑑識係)が現場に到着し、現場保存、現場写真の撮影、現場観察、現場資料(遺留証拠)の採取及び押収などを行う<ref name="manual">{{Cite web|url=https://www.pref.tottori.lg.jp/259314.htm|title=現場鑑識活動実施要領|accessdate=2019年05月12日|publisher=鳥取県警察}}</ref>。採取した資料の一般的な分析は鑑識官が行い、必要に応じて民間を含む研究所等に委託して専門分野の研究員(法科学者)が資料の調査・分析などを担当することになる。その結果を捜査の役に立てたり、裁判における物証として用いる<ref name="lab">{{Cite web|title=業務概要紹介|url=https://www.npa.go.jp/nrips/jp/about/activity.html|website=科学警察研究所|accessdate=2019-05-12}}</ref>。
 
通常、鑑識を担当する鑑識官(鑑識課員)は都道府県警察本部に設置されている[[刑事部]]鑑識課に所属し、警察に所属する[[地方公務員]][[警察官|警察職員]]であり、鑑識については[[警察学校]]等で学ぶ。
 
== 歴史 ==