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== ストーリー ==
日曜日の朝、平凡な[[サラリーマン]]'''ノリ彦'''が目を覚ますとまるで[[ノミ]]のように小さな体になってしまっていた。ノリ彦は隣で寝ていた妻'''ヤス子'''に気付いてもらおうと巨大な体をよじ登るが、ヤス子は小さくなった自分の夫に気付かないまま目を覚まして体を起こし、ノリ彦はヤス子の脇をすり抜けて背中を転げ落ちてしまう。
 
ノリ彦は命からがらヤス子の腰を伝って臍に身を潜めるが、そこへ隣人の'''石橋氏'''が訪ねて来る。最初はヤス子との世間話に花を咲かせていた石橋氏であったが、ノリ彦の姿が見当たらないと見るや強引にヤス子を求め、初めのうちこそ抵抗していたヤス子も遂に石橋氏の求愛を受け入れてしまう。ノリ彦は石橋氏の暴挙に怒り、ヤス子の臍を飛び出すがそのままさらに下へ転げ落ち、[[陰毛]]の茂みでヤス子の[[膣分泌液|愛液]]に溺れかけたまま石橋氏がヤス子を犯すのを目の当たりにしてしまい、小さくなった自分の無力さを嘆いて途方に暮れる。
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== 登場人物 ==
;ノリ彦(ノリひこ)
:主人公。職場結婚した妻・ヤス子とアパートで2人暮らしをしている平凡なサラリーマンであったが、ある日の朝にノリ彦の潜在的な縮小願望を受信した宇宙人の力で1000分の1型に縮小され、最初の内は戸惑いを見せたものの宇宙人の案内でヤス子の子宮や[[消化器]]を探険する内に1000分の1型人間の生活へ順応して行く。ところが、不意にヤス子のことが気になって宇宙船のモニター経由でヤス子の様子を観察した際にヤス子と隣人、[[伊豆半島|伊豆]]石橋氏が海岸で[[不倫]]旅行へ出掛けている中の現場を目撃してしまう。
 
;ヤス子(ヤスこ)
:ノリ彦の妻。数年前にノリ彦と職場結婚した後も[[専業主婦]]とはならず、[[共働き]]を続けている。姿をくらましたノリ彦の身を案じつつも、同様に夫人が数日前から行方不明だという石橋氏から強引に肉体関係を求められ、根負けして体を許してしまったそして数日後、石橋氏と[[伊豆半島|伊豆]]へに連れ出された不倫旅行先の伊豆で再び強引出掛けた際犯される。この時に石橋氏が[[膣内射精]]した[[精子]]ヤス子の胎内で[[卵子]]と[[受精]]したが、イズミシキブサンはヤス子がノリ彦に「子供は当分作らない」と言っていたためこのまま受精卵が[[着床]]しヤス子が[[妊娠]]に気付いた場合は[[人工妊娠中絶|中絶]]を選ぶのではないかと危惧する。そのため、ノリ彦に申し出てヤス子の[[輸卵管|卵管]]内を移動する[[受精卵]]を着床前に二人で回収し他の星で育てることにするした
 
;石橋氏(いしばしし)
:ノリ彦夫妻と同じアパートで隣室に済んでいる男性。数日前から夫人の姿が見当たらないと言うが、さほど心配している様子も無くヤス子に肉体関係を迫る。実は石橋氏の妻ケイ子もノリ彦と同様、じように宇宙人から選ばれて1000分の1型に縮小されていることがイズミシキブサンにより語られているが、本編には登場しない。
 
;イズミシキブサン
:ヤス子が石橋氏の強引な求めに根負けして関係を持った現場を見せ付けられ絶望するノリ彦の前に出現した宇宙人の女性。ノリ彦を「性と宇宙の神秘に触れる旅」へ案内すると言って最初にヤス子の子宮へ案内し、次にヤス子の[[肛門]]から消化器を逆送し[[鼻腔]]から脱出する旅へ案内する。何故に[[平安時代]]の[[歌人]]である[[和泉式部]]の名を名乗っ称しているのかは不明。
 
;アントニウス氏(アントニウスし)
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;チヨ子(チヨこ)
:都内に住む少女。少し前に父親を交通事故で失っている。本人は気付いていないが、その胎内にボーイフレンドとの初体験で受精した新たな声明を宿し始めている。しかし、[[一人親家庭|母子家庭]]であるため妊娠に気付いても経済的理由で中絶を強いられるであろうことを危惧したイズミシキブサンの意向で、ヤス子の受精卵と同様にノリ彦たちが卵管内で着床前の受精卵を回収するした
 
;[[カトリーヌ・ドヌーヴ]]
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;珠美(たまみ)
:浩一のクラスメイト。浩一と真剣に愛し合っているが双方の両親に交際を反対され親戚の家へ預けられそうになったため[[駆け落ち]]し、の末に心中を図ろうとしていた所浩一と共に保護された。浩一の子供を身籠もっている。
 
== 書誌情報 ==
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*[[シュリンカー (フィクション)]]
 
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[[Category:官能小説]]
[[Category:日本のSF小説]]
[[Category:1986年の小説]]