「セブン&アイ・ホールディングス」の版間の差分

日本最大の[[コンビニエンスストア]]・[[チェーンストア|チェーン]]の[[セブン-イレブン・ジャパン]]、[[総合スーパー]]の[[イトーヨーカ堂|イトーヨーカドー]]や[[ディスカウントストア]]の[[ザ・プライス]]運営する[[イトーヨーカ堂]]、[[そごう百貨店]]との[[西武百貨店|西武]]・[[そごう]]を運営する[[そごう・西武]]、東北地方などを中心に展開するスーパーの[[ヨークベニマル]]などを中心とする日本の[[企業]]グループである。持株会社化前は'''アイワイグループ''' (IY Group) と称した。

2019年7月11日、[[沖縄県]]を除く46にセブン-イレブンが初出店したことで、全国47都道府県にへの小売店舗展開を完了しているた。

以前はイトーヨーカドー堂を中核会社とする企業グループであった。しかしイトーヨーカドー堂の業績が伸び悩み、業績を立て直す必要があった。一方で、子会社のセブン-イレブン・ジャパンの業績は好調で、セブン-イレブン・ジャパンがグループの中心的な存在になっていた。そのため、セブン-イレブン・ジャパンの株価の[[時価総額]]が[[筆頭株主]]たるイトーヨーカドー堂を上回る状態となり（いわゆる「親孝行会社」になった）、同社が買収の対象となりやすい状況にあった。

ちょうどその頃に、[[ライブドア]]による[[ニッポン放送]]買収問題が発生し（[[ニッポン放送の経営権問題]]）、[[敵対的買収]]への防衛策について注目が集まった。そこで、イトーヨーカドー堂が[[子会社]]の業績に頼らない経営、および敵対的買収からの防衛を目的として、持株会社制への移行を決定。2005年9月1日、イトーヨーカドー堂、セブン-イレブン・ジャパン、[[デニーズジャパン]]の三社で、持株会社「セブン&アイ・ホールディングス」を[[株式移転]]により設立して経営統合を行った。この持株会社のロゴマークはセブン-イレブンのロゴを元にしている。また近年では事業の中核がイトーヨーカドー堂からセブン-イレブン・ジャパンへと移りつつある。