「子供向けアニメ」の版間の差分

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== 乳幼児・幼児・幼稚園児向けの特徴==
幼児向けアニメとも言われている。乳幼児(0 - 1歳児)向けと、幼児(1 - 3歳児)向けと、幼稚園児(3 - 6歳児)向けと、小学校低学年(6 - 8歳児)向けでは様相が変わっているが、ほとんどが登場人物の普通の暮らしが描かれているストーリーが多いのが主な特徴である。
 
乳幼児向けのものは単独のアニメ作品は存在せず、[[日本放送協会|NHK]]の[[NHK教育テレビジョン|教育テレビ(Eテレ)]]で放送される乳幼児向けテレビ番組『[[いないいないばあっ!]]』内の1コーナーで放送される。言葉を習得する前の0歳児でも理解できるよう、気をひきそうな[[色]]や[[音]]を使った単純なアニメーション<ref>[http://www.nhk.or.jp/kids/program/inaiinai.html NHKキッズワールド - いないいないばあっ!]</ref>が主体である。
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幼児向けの作品では、幼児に人気の高い[[キャラクター]]などを主人公に、幼児でもわかりやすいストーリーの中に社会のルールやモラルなどをわかりやすく織り交ぜて「しつけ効果」をねらった作品が多くみられ、幼年層に親しみやすい、[[擬人観|擬人化]]された[[動物]]や物が登場する作品が多い。テレビアニメの『[[それいけ!アンパンマン]]』・『[[しまじろうのわお!|しまじろうシリーズ]]』及び、実写パートとアニメパートを織り交ぜた幼児向けテレビ番組『[[おかあさんといっしょ]]』及び、近年長寿している1分間アニメ『[[パッコロリン]]』がその代表例である。いずれの作品も男児と女児向けの区別はない。
 
幼稚園児向けの作品では、ほとんどが登場小学生を主物の普通の暮ら公とが描かれているストーリーが多いのが特徴。[[NHK教育テレビジョン|NHK]]アニメの『[[ミニアニメ|Eテレ ミニアニメのなかまたちシリーズ]]』・『[[でこぼこフレンズ]]シリーズ<ref group="注">[[おかあさんといっしょのアニメーション|おかあさんといっしょの歴代アニメーション]]の1コーナー。</ref>』・『[[ぜんまいざむらい]]シリーズ』・『[[はなかっぱ]]シリーズ』・『[[おしりかじり虫#テレビアニメ|アニメ おしりかじり虫]]シリーズ』及び、同じくNHKのテレビ番組『[[みいつけた!]]』及び、[[ちびアニ劇場]]内のアニメ『[[まめゴマ#アニメ|クプ〜!!まめゴマ!]]』及び、30分間アニメの『[[しずくちゃん]]シリーズ』と『ここたまシリーズ<ref group="注">こちらは女児の幼稚園児をメインターゲットにしている。</ref>』などが該当する。
 
小学低学年向けの作品では、視聴者層にとって大人より身近な年齢である小学生(中高学年)もしくは中学生の子供に設定された人間(特撮ドラマは若年男性や女性)、または同等の精神年齢に設定された動物やロボットなどが主人公とされ、ストーリーの方向性において[[勧善懲悪]]が徹底され、作品中に「しつけ効果」を織り交ぜている。この層では類型的な男女別の嗜好を好むため、『[[ドラえもん (2005年のテレビアニメ)|ドラえもん]]シリーズ』や『[[とっとこハム太郎 (アニメ)|とっとこハム太郎]]シリーズ』のように両性に支持される作品もあるが、男児向け、女児向けの区別がはっきりと分かれる作品が多く、女児向けアニメでは『おジャ魔女どれみシリーズ』→『[[明日のナージャ]]』→『プリキュアシリーズ』や『[[たまごっち!]]シリーズ』→『ここたまシリーズ』、『おねがいマイメロディシリーズ』→『ジュエルペットシリーズ』→『[[リルリルフェアリル]]シリーズ』、『[[マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜]]シリーズ』などが挙げられる(詳細は[[子供向けアニメ#女児向けの特徴|後述]])。