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下関市西部・[[川中|垢田]]沖の[[響灘]]に[[人工島]](147ha)を建設し、岬之町のコンテナターミナルを移転して東アジアとの物流拠点をつくる予定となっている。人工島の愛称は公募で『'''長州出島'''』(ちょうしゅうでじま)に決定され、住所表示も同じである。なお、『長州出島』に愛称が決定する前は、響灘にちなんで『ひびっくらんど』と呼ばれていた。
 
人工島全体が国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関するに基づく制限区域となっており、人工島内には[[下関海響マラソン]]開催時などの一部例外を除き、関係者以外の出入りは出来ない。
 
[[1995年]]([[平成]]7年)11月に着工し、現在は第1期工事(61.6ha)が進行中である。[[2009年]](平成21年)3月には、一部(多目的国際ターミナル-12m岸壁1バース分)が供用開始した。[[2018年]](平成30年)には昨年からの岸壁の延伸工事が終了し一基の[[ガントリークレーン]]を備えている。岸壁の延長が410mになり、世界最大級の[[クルーズ船]]の受け入れが可能になった。同年4月20日に[[中華人民共和国|中国]]・[[上海]]からの大型クルーズ船「[[クァンタム・オブ・ザ・シーズ]]」(16万8666トン)が県内初寄港した。また、[[釜山]]・[[馬山]]への国際定期貨物船が就航している。