「数え年」の版間の差分

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2019年現在、数え年が一般的に用いられるのは[[大韓民国|韓国]]だけである。1962年1月1日に[[檀君紀元]]の廃止に伴い満年齢を使用する指針が公布<ref>[https://newslibrary.naver.com/viewer/index.nhn?articleId=1961122900209103009&editNo=2&printCount=1&publishDate=1961-12-29&officeId=00020&pageNo=3&printNo=12320&publishType=00010 새해부터『滿年齡(만연령)』쓰기로]東亜日報 1961年12月29日号</ref>されたが一般には浸透せず、新聞・放送などでも混在している<ref>[https://www.sankei.com/column/news/190124/clm1901240003-n1.html 【ソウルからヨボセヨ】「数え年」が困る理由]産経新聞 2019年1月24日</ref>。また、[[兵役法 (大韓民国)|兵役法]]や青少年保護法では西暦から誕生年を引いた「ヨン年齢(연(年) 나이)」が使用される<ref name="msn"/>。これら3種類の年齢計算法が混乱を招くことから満年齢に統一するための法改正を求める動きもある<ref name="msn">[https://www.msn.com/ko-kr/news/national/“한국식-나이-없애고-만-나이-사용하자”…-연령계산법-국회-제출/ar-BBRMGkx “한국식-나이-없애고-만-나이-사용하자”…-연령계산법-국회-제출]MSN 2019年1月4日</ref>。
 
[[日本]]・[[中国]]・[[朝鮮半島]]・[[ベトナム]]の[[東アジア]]諸国では古くから満年齢は使われず、数え年が使われてきた。しかしその後、多くの国で満年齢に切り替わっていった。各国とも公的に廃止された後もしばらくは民間で数え年が使われていたが、日本では[[第二次世界大戦]]後、[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]では1980年代<ref>[https://newslibrary.naver.com/viewer/index.nhn?articleId=1996033100209126006&editNo=45&printCount=1&publishDate=1996-03-31&officeId=00020&pageNo=26&printNo=23154&publishType=00010 달력 양력만 사용…음력은「까막눈]東亜日報 1996年3月31日号26面 チョン・チョルウコラム</ref>に普及した。ベトナムでは[[フランス領インドシナ|植民地時代]]の間に使われなくなった。ただし現在でも生まれた年を1歳から始め旧暦誕生日が来たら歳を取るのが一般的で、数え年と満年齢の折衷的なものとなっている。中国では[[文化大革命]]後、公的な場所や企業等での使用が見られなくなったものの、都市を離れた農村部では自分の年齢を数え年で数える人は現在でも存在する。
 
現在、1歳加える日は日本ではグレゴリオ暦の1月1日、中国では[[春節]]([[旧正月]]。[[時憲暦]]の1月1日で、日本の旧正月とはずれることがある)である。ただし日本では地方や流派によって、旧正月や[[立春]]とすることがある。立春とするのは、本来旧正月としたいところを簡便にするための新しい方法である。