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1924年(大正13年)、モダニズム文学系の最初の雑誌として知られる『[[文藝時代]]』を創刊。[[川端康成]]が中心となり、従来の[[自然主義文学]]や客観主義とは異なる独自の感覚表現を目指し、[[新感覚派]]と呼ばれる新進作家たちの拠点となったことで注目された。
 
1926年(大正15年)、『文藝時代』に川端康成「伊豆の踊子」掲載され、翌年作品集『[[伊豆の踊子]]』として刊行。
この時期、田山花袋、[[菊池寛]]、川端康成、[[横光利一]]、[[稲垣足穂]]ら当時の文壇の大家、中堅作家の作品を数多く出版した。
 
昭和初期にはのちに小説家・評論家として知られる[[伊藤整]]が編集部員として在籍していた。伊藤は、『チェーホフ全集』、『ジイド全集』等の編集を担当。第一作品集『生物祭』をはじめ、自らの著作の出版も行った。
 
文芸作品の出版からは戦前で撤退。戦後は語学系出版社として、英語・中国語教科書、英語・英米文学研究書を扱っている。