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{{main2|鉄道路線の一覧|関東地方の鉄道路線}}
 
県内最大のターミナル駅は'''[[大宮駅|大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]'''であり、[[東日本旅客鉄道]]の[[東北新幹線]]と[[上越新幹線]]の全列車が停車して首都圏の玄関口として機能している。一日平均乗降人員は約70万人であり、県内の駅で乗降人員が最も多い。一方で、[[JTBパブリッシング]]や[[交通新聞社]](都道府県代表駅の記号がない「東京時刻表」を除く)の[[時刻表]]における県の代表駅は'''[[浦和駅]]'''であり、[[埼玉県庁]]および[[さいたま市役所]]の最寄り駅となっている。
 
両駅を結ぶのは[[宇都宮線]]([[高崎線]])と[[京浜東北線]]であり、川口市南部で荒川を渡って東京都心へ直結する。2001年12月1日に[[湘南新宿ライン]]が、2015年3月14日に[[上野東京ライン]]が開業して東京都心への速達性と利便性が大幅に向上し、両者の駅は首都圏の住みたい街ランキングでもベストテンに浮上するようになった。県内にある京浜東北線の各駅は与野駅を除いて乗降人員が10万人を越える駅が連続しており、最も人口密度が高い地域である。
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1970年代に新幹線の建設計画に伴う[[東北・上越新幹線反対運動]]が県南部で行われた。その見返りとして新幹線に並行して通勤新線([[埼京線]])と新交通システム([[埼玉新都市交通伊奈線]])を建設し、騒音対策として都市施設帯を設けることで同意し、1980年代にそれぞれの路線が開業した。
 
県の東部は[[東武伊勢崎線]]、[[東武日光線]]、[[埼玉高速鉄道線]]と[[首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス]]が、県の西部は[[東武東上本線]]、[[西武新宿線]]、[[西武池袋線]]と[[西武秩父線]]がそれぞれ東京都心に直結している。このように東京都心に直結して南北に連絡する路線が多い反面、県内を東西に連絡する路線は少ない。県南部を東西に横断する[[武蔵野線]]が最も利用者数が多く、東日本旅客鉄道の[[東京メガループ]]に指定されている。大宮駅に接続する[[東武野田線]]と[[川越線]]はどちらも県内を東西に結ぶが、野田線は[[春日部駅]]以東に、川越線は[[日進駅|日進駅 (埼玉県)|日進駅]]以西に単線区間が残されている。[[熊谷駅]]に接続する[[秩父鉄道秩父本線]]は県北部を横断しているが、全線単線で利用者数が少なく、県が補助金を交付している。
 
県の西部を南北に縦断する[[八高線]]は[[高麗川駅]]を境に電化区間と非電化区間が分けられており、高麗川駅より北側は県内で唯一の非電化区間である。