== あらすじ ==
[[ファイル:さるびあ丸(東海汽船) 竹芝桟橋.jpg|thumb|帆高が上京する際に乗っていた東京-神津島航路の[[さるびあ丸]]]]
都立[[神津島]]高校<!--神津島に実在の都立神津高校とは名前が異なる-->の1年生・'''森嶋帆高'''(もりしま ほだか)は家出して東京本土にやってくるが、ネットカフェ暮らしも数日で残金が尽きてしまい、東上京に来するフェリーで出会ったライターの'''須賀圭介'''を頼る。圭介は姪の'''夏美'''と2人だけの零細編集プロダクションの社長を営んであおり、雑誌『[[ムー (雑誌)|ムー]]』などの仕で記事をし書いていた。帆高は住み込み・食事付きの条件に惹かれ、そこで働くようになる。
その年、2021年(令和3年)夏の関東地方では、長期間にわたって雨の日が続く異常気象が起きいていたが、その状況でも晴天を呼ぶ「100%の晴れ女」がいるという都市伝説が流れていた。帆高はある事件から'''天野陽菜'''(あまの ひな)という少女と出会うが、彼女こそがその晴れ女で、祈るだけで短時間・局地的にだが確実に晴れ間を呼び寄せる能力を持っていた。
陽菜は小学生の弟・'''凪'''(なぎ)と二人だけで暮らしており、彼女がお金に困っている様子をみた帆高は、晴れ女の能力で商売をすることを提案し、依頼用ウェブサイトを作る。超常的ながら確実に晴れ間を呼ぶ「晴れ女」は次第に評判を呼び、順調に仕事を増やしていくが、[[神宮外苑花火大会]]を晴れにする依頼でテレビ放映されてしまい、依頼殺到により「晴れ女」は休業することになる。
帆高が家出少年として家族から届け出がされていたうえ、彼が偶然本物の拳銃を拾ってしまっていたことから、警察刑事が陽菜の家や圭介の事務所もとを捜査に訪れ、帆高・陽菜・凪の3る。そして子供2人だけの天野家には警察から逃げ出[[児童相談所]]が介入す。なんることかホテルに泊まなり、姉弟が引き離されることを恐れた3人陽菜と凪は、そこ帆高とともに3人でインスタント食品やカラオケで楽しい一夜を過ご逃げ出す。
その夜、日付が変わり陽菜の誕生日(8月22日)ホテルにな泊まったとき3人は、帆高は陽菜に指輪インスタント食品やカラオケで楽しい一夜を贈る過ごす。しかし、祈ることで晴天を呼ぶ能力の代償として、陽菜の身体は次第に薄く透明になっていた。最終的に[[人柱]]として彼女が犠牲になることで異常気象が収まるという伝承のとおり、その夜に陽菜の身体は消えてしまう。
[[ファイル:Yoyogi-Kaikan-Building-02.jpg|thumb|手前:本作で登場する廃ビル「代々木会館」(8月解体予定)、ただし本作の屋上神社は架空のもの。<br>
奥:新海誠監督作品では頻繁に登場する[[NTTドコモ代々木ビル]](ドコモタワー)]]
翌朝、警察刑事がホテルの部屋に踏み込んできて、凪は[[児童相談所]]へ送られ、帆高は[[池袋警察署]]で取り調べを受けへと送られることになってしまうが、二人ともそれぞれ脱走し、陽菜が晴れ女になっの能力を得たきっかけだ神社があるという[[代々木]]の廃ビル屋上の神社へと向かう。一方、陽菜が人柱となったことで天候は回復し、2か月ぶりの晴天が東京を照らしていた。
警察の追跡のなか、夏美や圭介や凪の助けで神社にたどり着いた帆高が鳥居をくぐると、はるか上空へとワープし、[[積乱雲]]の上に囚われていた陽菜を助け、二人で地上へと落ちて救いく出すことができた。「2人柱が地上に戻るとまた天気元通りの豪雨が狂東京を覆い、それから止むことなく3年降り続き、東京を水没させた。逮捕されたのち[[保護観察]]となってしまう」と心配する陽菜島に対し、戻っていた帆高は「もう二度、大学進学を期に、いまだ雨の降りやむこと晴れのなくても良いから東京で新生活をはじめ、3年ぶりに陽菜に戻ってほしい」と答える再会を果たす。
二人が地上に戻ると元通りの豪雨が東京を覆い、それから止むことなく3年降り続き、東京を水没させた。逮捕されたのち[[保護観察]]となって島に戻っていた帆高は、大学進学を期に、いまだ雨の降りやむことのない東京で新生活をはじめ、3年ぶりに陽菜と再会を果たす。
== 登場人物 ==
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