「本朝廿四孝」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
3行目:
 
== 概要 ==
「[[甲陽軍鑑]]」の[[長尾氏|長尾家]]・[[武田家]]の争いに取材し、長尾家の八重垣姫と武田家の[[武田勝頼|勝頼]]を許嫁にし、[[斎藤道三]]の陰謀や[[山本勘助]]の活躍をからめ、[[諏訪湖]]を渡る霊狐伝説や中国の[[二十四孝]]故事なども織り交ぜた複雑な筋書をもつ<ref name=takemoto>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1125740/101 本朝廿四孝]『文楽浄瑠璃物語』竹本住太夫 著 (正文館書店, 1943)</ref><ref name=kotobank>[https://kotobank.jp/word/%E6%9C%AC%E6%9C%9D%E5%BB%BF%E5%9B%9B%E5%AD%9D-135163#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29 本朝廿四孝] - [[コトバンク]]</ref>。[[近松門左衛門]]の『[[信州川中島合戦]]』(1721年8月竹本座初演)などを参考にしている<ref name=takemoto/>。3段「勘助住家」,4段「謙信館 (十種香・奥庭) 」が有名<ref name=kotobank/>。
[[ファイル:木曽街道六十九次之内・下諏訪 八重垣姫-Princess Yaegaki MET DP143143.jpg|サムネイル|諏訪法性兜と八重垣姫]]
勝頼の恋人として創作された八重垣姫は、「[[祇園祭礼信仰記]]」の雪姫、「[[鎌倉三代記]]」の時姫と並んで「三姫」としてつとに知られる<ref name=takemoto/>。八重垣姫が勝頼に危険を知らせようと祈りを捧げる「法性の兜」は現存しており、[[諏訪湖博物館]]に複製品が展示されている<ref>[http://enmokudb.kabuki.ne.jp/phraseology/3471 諏訪法性の兜] - 歌舞伎用語案内</ref>。
 
== あらすじ ==
 
== 脚注 ==
<references />
 
==外部リンク==
13 ⟶ 16行目:
* [http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1883964/149 本朝廿四孝]『日本戯曲全集. 第二十八卷』渥美清太郎 編, 校訂 (春陽堂, 1933)
*[https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k13111670 1900年録音の義太夫節「本朝廿四孝 十種香の段」] - [[フランス国立図書館]]蔵、日本の歌の世界初の音源として[[パリ万国博覧会 (1900年)|パリ万博]]時に収録されたもので、八重垣姫の「魂返す[[反魂香]]、名画の力もあるならば、可愛とたった一言のお声が聞きたい、聞きたい」の一節が歌われる(1分50秒より)
 
== 脚注 ==
<references />
 
{{DEFAULTSORT:ほんちようにしゆうしこう}}