「ちょうこくしつ座」の版間の差分

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ラカーユが、1751年から1752年にかけて[[喜望峰]]で観測を行っていた際に考案された{{R|Ridpath}}。
 
1756年に彼が出版した南天の天球図では、フランス語で「彫刻家のアトリエ」を意味する ''l’Atelier du Sculpteur'' として描かれ{{R|Ridpath|Ridpath2}}、後の1763年に刊行された彼の天球図ではラテン語化された''Apparatus Sculptoris'' とされている{{R|Ridpath}}。現在の''Sculptor'' という短縮した名称は、1844年にイギリスの[[ジョン・ハーシェル]]が提案した。これが翌年の1845年に出版された[[フランシス・ベイリー]]のカタログで採用され{{R|Ridpath}}、1922年に[[国際天文学連合]]により88の星座が定められた際にも採用された。''Sculptor''という学名を直訳すると「彫刻家」であるが、日本では「ちょうこくしつという名称が正式な固有星座名とされている{{R|gakujutsu}}
 
1756年に彼が出版した南天の天球図では、フランス語で「彫刻家のアトリエ」を意味する ''l’Atelier du Sculpteur'' として描かれ{{R|Ridpath|Ridpath2}}、後の1763年に刊行された彼の天球図ではラテン語化された''Apparatus Sculptoris'' とされている{{R|Ridpath}}。現在の''Sculptor'' という短縮した名称は、1844年にイギリスの[[ジョン・ハーシェル]]が提案した。これが翌年の1845年に出版された[[フランシス・ベイリー]]のカタログで採用され{{R|Ridpath}}、1922年に[[国際天文学連合]]により88の星座が定められた際にも採用された。''Sculptor''という学名を直訳すると「彫刻家」であるが、日本では「ちょうこくしつ」という名称が正式な固有名とされている。
 
== 脚注 ==
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|author=Ian Ridpath|authorlink=イアン・リドパス
|accessdate=2019-07-23}}</ref>
<ref name="gakujutsu">{{cite book|和書
|title=文部省 [[学術用語集]] 天文学編(増補版)
|publisher=[[丸善]]
|editor=[[日本学術振興会]]
|page=306
|date=1994-11-15
|isbn=978-4818194045}}</ref>
}}