「竹書紀年」の版間の差分

『'''竹書紀年'''』（ちくしょきねん）は、[[中国]]の[[編年体]]の[[歴史書]]。伝説時代から[[戦国時代 (中国)|戦国時代]]の[[魏 (戦国)|魏]]の[[襄王 (魏)|襄王]]に至るまでを著述している。作者は不明。

この書物は[[漢]]代には既に散逸していたが、[[西晋]]の[[咸寧太康 (晋)|咸寧太康]]5元年（[[279280年]]）に[[汲郡]]（現在の[[河南省]]北部）にあった魏の[[安釐王]]の墓を盗掘した際に大量の文字を記した[[竹簡]]が出土し、整理した中の一つがこの本である。竹に書かれていたことから『竹書紀年』の名がある。