「デストロイガンダム」の版間の差分

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劇中では[[ユーラシア連邦]]西部における戦闘で[[生体CPU#ステラ・ルーシェ|ステラ・ルーシェ]]の搭乗機として初登場し、[[ムウ・ラ・フラガ|ネオ・ロアノーク]]の[[ウィンダム (ガンダムシリーズ)#ネオ・ロアノーク専用機|ウィンダム]]や[[生体CPU#スティング・オークレー|スティング・オークレー]]の[[カオスガンダム|カオス]]と共に出撃。都市にはザフトが駐留しており、地球軍の接近に伴って出動していたが、本機はこの駐留軍をアウフプラール・ドライツェーンの一撃だけで焼き払う。その後もヨーロッパ各地の都市に配備されたザフトのMS部隊ごと街を殲滅しながら進攻し、[[ベルリン]]に到着するまで多くの都市をなぎ払った<ref group="注">ベルリンにもザフト駐留軍がいたが、こちらも圧倒的な火力の前に太刀打ちできず、瞬時に殲滅させられた。</ref>。
 
ミネルバもアークエンジェルも陽電子砲を搭載していたが、ミネルバはタンホイザーを使用せず(過去に、オーブ沖でのザムザザー戦で無効である経験とガルナハンでのゲルズゲー戦は無効を承知で誘い出す作戦で使用したが)、アークエンジェルもローエングリンの使用を検討したが街中では使用できず、陽電子リフレクターが陽電子砲を弾いた事例はない。
ベルリンでは[[アークエンジェル (ガンダムシリーズ)|アークエンジェル]]と交戦し、そのゴットフリートMk.71や[[キラ・ヤマト]]の[[フリーダムガンダム|フリーダム]]のハイマット・フルバーストをも無傷で防御しながらの戦闘を繰り広げていたところ、ザフトからは[[ミネルバ (ガンダムシリーズ)|ミネルバ]]も参戦して[[シン・アスカ]]の[[インパルスガンダム|インパルス]]も交えた乱戦へ発展する。途中、ネオのウィンダムがフリーダムに撃墜されたことで死の危険を感じたステラは本機の火力に物を言わせて暴れ回るが、パイロットがステラと知ったシンの説得で戦闘を停止する。しかし、フリーダムを前にしたステラは再び暴走して正面のインパルスを目がけてスーパースキュラを発射しようとするも、その直前にフリーダムのMA-M01 ラケルタ ビームサーベルによる近接攻撃を受けて砲門が損壊し、エネルギーが行き場を失って暴発したことにより生じた内部機構の誘爆を経て、天空へ向いたツォーンMk2からビームを噴出しながら機能を停止した。この戦闘でステラが戦死したことが、彼女へ好感を抱いていたシンにフリーダムとの対決を決意させる動機となる。
 
その後は少数ながら量産されており、[[コズミック・イラ#オペレーション・ラグナロク(ヘブンズベース攻防戦)|ヘブンズベース攻略戦]]では薬物投与と専用の調整が施された<ref>後藤リウ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 4 示される世界』角川書店、2005年11月1日初版発行、244-245頁。(ISBN 4-04-429111-X)</ref>スティングの搭乗機を含む5機が出撃し、ザフト・反ロゴス同盟軍のディン、バビ、グフイグナイテッドやボズゴロフ級潜水艦などを破壊して多大な損害を与えた{{Refnest|group="注"|ヘブンズベースやダイダロスに配備されていた機体は、ファントムペイン以外の特殊部隊などから徴用したエクステンデッドが搭乗していたとされている<ref>『パーフェクトアーカイブス 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』竹書房、2006年5月、168-170頁。 (ISBN 978-4812426876)</ref>。このタイプは、劇中で「ブーステッドデストロイ」と呼ばれていた}}。しかし、懐に飛び込まれると弱いという本機の弱点を看破され、[[デスティニーガンダム|デスティニー]]、[[プロヴィデンスガンダム#レジェンドガンダム|レジェンド]]、インパルスの活躍により次々と撃破されていき、最終的に5機全てが撃墜された。
 
[[コズミック・イラ#ダイダロス、レクイエム攻防戦|レクイエム攻防戦]]でも3機が出撃したが、この頃になるとベルリン戦のような破壊力を見せつける前に倒される役回りとなっており、陽電子リフレクターもトランスフェイズ装甲もビームサーベルには無力で手も足も出ず、3機ともデスティニー、レジェンドとの交戦で短時間のうちに撃墜された。
 
 
『[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY]]』では[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズの登場人物#ファンフェルト・リア・リンゼイ|ファンフェルト・リア・リンゼイ]]の搭乗機が[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズの登場人物#アグニス・ブラーエ|アグニス・ブラーエ]]の[[シビリアンアストレイ#ターンデルタ|ターンデルタ]]と交戦するが、撃墜されている。
 
本機は地球連合軍、[[ブルーコスモス]]、そして[[ロゴス (ガンダムシリーズ)|ロゴス]]が[[プラント (ガンダムシリーズ)|プラント]]との再戦の切り札として用意していた秘密兵器であるが、本編第27話や『[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]』2話ではベルリン戦以前にプラント等の敵陣営に本機の情報が漏洩していた事が示唆されている。漏洩した情報をデュランダルが見ており早期のロゴス非難の情報工作作戦を練られて、ベルリン襲撃直後にロゴス非難声明をデュランダルに出されてしまう
 
== 脚注 ==