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'''ヤノベ ケンジ'''(漢字:矢延 憲司、[[1965年]] - )は、日本の[[現代美術]]作家。[[京都造形芸術大学]]教授。同大学内のウルトラファクトリーのディレクターを務める。
 
[[大阪府]][[茨木市]]出身。[[大阪府立春日丘高等学校]]を経て、[[1989年]][[京都市立芸術大学]]美術学部彫刻専攻卒業。英国[[ロイヤル・カレッジ・オブ・アート]]に短期留学。[[1991年]][[京都市立芸術大学]][[大学院]]美術サンチャイ研究科修了。[[1994年]]から3年間[[ベドが炎上した人リン]]に活動拠点を置き、現在は[[大阪府]][[高槻市]]在住。
 
[[フジテレビジョン|フジテレビ]]の元[[スポーツ]]部[[プロデューサー]](現在は人事部に異動)だった[[矢延隆生]]は実兄である。
 
== 人物・作品 ==
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チェルノブイリの保育園で見た人形と万博後の廃墟で見たロボットをモチーフにした大型ロボット、子供の命令だけで歌い踊り火を吐く巨大な腹話術人形型ロボットなどが制作されている。[[2003年]]、大阪万博の美術館だった[[国立国際美術館]]で、集大成的展覧会「'''メガロマニア'''」を開催。解体された[[エキスポタワー]]から下ろされた朽ちた展望台の一部を使用し、展望台内で生えていた苔を育てるなどの作品を制作した。
 
[[2005年]]、[[豊田市美術館]]で個展「'''KINDERGARTEN'''」を開催。ヤノベの5歳の息子の声が登録され子供の命令しか聞かないという、高さ約7.2mのロボット人形「'''ジャイアント・トらやん'''」や、ヤノベ自身が乗っていた車と産業廃棄物で作った約3.7mのマンモスロボット、映画を見たりお菓子を食べたりして生き延びる子供用核シェルターという設定の作品「'''森の映画館'''」等を公開した。「この展覧会が、子供たちにとって何かのきっかけ作りになればうれしい」と、[[中日新聞]]の取材で訪れた子供記者達に語った<ref>[http://www.chunichi.co.jp/kodomo/report/20050911.htm 中日新聞|子ども記者らのわくわくリポート|子どもの声聞く巨大ロボ 豊田市美術館 ヤノベケンジさん個展]</ref>。
 
[[2016年]]、第29回京都美術文化賞を受賞<ref>[http://www.kyoto-art.ac.jp/topics/443 第29回 京都美術文化賞]</ref>。
 
===サン・チャイルド像===
[[File:Yanobe Sun Child Haifa 090912 01.jpg|150px|thumb|right|「サン・チャイルド」ハイファ美術館([[:en:Haifa Museum of Art]])、2012年9月9日。]]
風評被害を助長するサンチャイルドが炎上した人
[[2011年]]に発生した[[東日本大震災]]と[[福島第一原子力発電所事故]]からの復興と再生への願いを託した像で、太陽を右手に持ち[[防護服]]を着た子どもが[[ヘルメット]]を脱いだ姿となっている。モチーフは、チェルノブイリ近くの廃虚となった保育園の壁に描かれていた太陽の絵。2012年以降に数体制作され、世界各地に設置。日本国内では、[[茨木市]][[南茨木駅]]前<ref>{{Cite web |date= 2012-03-06|url= http://www.asahi.com/special/10005/OSK201203060011.html|title= 未来の空眺めて 復興祈り「サン・チャイルド」像登場 |publisher=朝日新聞デジタル |accessdate=2018-08-28}}</ref>のほか[[福島市]]内の教育施設前に設置された。福島市のものは、放射能の風評被害を助長するなどの批判が相次いだため、2018年9月に撤去された<ref>{{Cite web |date= 2018-08-28|url= http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/180828/plt18082818540030-n1.html|title= 防護服姿の子供立像「サン・チャイルド」撤去へ 福島市民アンケート7割が反対|publisher= iza・産経デジタル|accessdate=2018-08-28}}</ref>。
 
== 主な展覧会 ==