「翟譲」の版間の差分

{{記事名の制約|title=翟翟譲}}

'''&#X7fdf;翟 譲'''（てきじょう／たくじょう<ref>{{lang|zh|翟}}の読みについては、『[[通志]]』氏族略に「翟氏、亦作狄、音'''宅'''、亦音'''狄'''。祁姓、黄帝之後、世居翟地。国語云、翟国為晋所滅、子孫以国為氏。」とあり、タク/テキ／タクの二通りがある。ここでは三崎良章『五胡十六国』（東方書店、2002年、ISBN 9784497202017）にしたがい、記事名を「テキ譲」とする。</ref>、生年不詳 - [[617年]]）は、[[中国]]の[[隋]]末の民衆叛乱の指導者。[[本貫]]は、[[東郡]]韋城県（現在の[[河南省]][[安陽市]][[滑県]]）。

== 経歴生涯 ==

隋に仕えて東都法曹となったが、[[616年]]に事件に連座して斬刑となるところ、獄吏の黄君漢の助けで[[脱獄]]した。瓦崗に逃れて隋に叛いた。[[単雄信]]・[[李勣|徐世勣]]らを迎えて、東郡と[[梁郡]]の境で公私の船を掠奪し、一万人あまりの人々を集めた。

王儒信や&#X7fdf;翟譲の兄の&#X7fdf;翟弘らが&#X7fdf;翟譲に李密の大権を奪うよう勧め、&#X7fdf;翟譲はこれを笑い飛ばしたが、李密はこのことを知って憎んだ。房彦藻や鄭頲が&#X7fdf;翟譲の貪欲不仁ぶりを李密に告発し、&#X7fdf;翟譲を排除するよう勧めた。李密は逡巡したが、やがて説得に応じ、&#X7fdf;翟譲を酒席に招いた。李密が良弓を持ち出したので、&#X7fdf;翟譲はその弓を引いてみたところ、蔡建徳に後ろから斬られた。直後に&#X7fdf;翟弘・&#X7fdf;翟摩侯・王儒信らも殺された。

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