「スターリング・ポンド」の版間の差分

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== 硬貨 ==
[[File:One pound coin.jpg|thumb|300px|現在の1ポンド硬貨]]
王立造幣局 ({{en|Royal Mint}}) にて発行されている硬貨は、1ペニー・2・5・10・20・50ペンス、1・2ポンドの8種類である。2008年より2ポンド硬貨を除いた7種類を、統合的にデザインしたものに一括変更する旨が発表され、2008年夏から順次流通する。[[イギリスの国章|英国の紋章]]を各硬貨ごとに分けて描き、それを並べると一枚の画像となるようにデザインされている。現在の1ポンドコインが発行される前の硬貨にはその全体像が描かれていた
 
裏面のデザインは硬貨毎に違っており、2007年までの発行分は下記の通り。
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* 5ペンス([[白銅]]貨、2012年1月からは表面: [[ニッケル]]、内部: 鉄): [[アザミ]]冠紋章(スコットランドの国花)
* 10ペンス(白銅貨、2011年からは表面: ニッケル、内部: 鉄): 冠を頂く[[ライオン]](このライオンはイングランド王家の紋章 (Crest) である)
* 20ペンス(白銅貨): 珍しい[[七角形]]硬貨。冠を頂く[[テューダー・ローズ]]([[テューダー朝]]の[[バラ]])。
* 50ペンス(白銅貨): 珍しい[[七角形]]硬貨。[[ブリタニア]]([[大英帝国]]を象徴する女神)とライオン。
* 1ポンド([[ニッケル]][[黄銅]]貨): 発行年ごとにデザインは変更され、連合王国の紋章と、[[イングランド]]、[[スコットランド]]、[[ウェールズ]]、[[北アイルランド]]をそれぞれ代表する意匠が順に使われてきた。
** (例)国花=イングランドのバラ、スコットランドのアザミ、ウェールズのリーク、北アイルランドの麻。王家の紋章=イングランドの「三頭のライオン」、スコットランドのライオン、ウェールズのドラゴン、北アイルランドのケルト十字。2004年 - 2007年はこの4カ国の橋が使われた。
** 2017年3月28日から新たに流通しているポンド貨幣では初めて12角形の[[バイメタル貨]]が採用され、一面にエリザベス女王の肖像、もう一面には王冠とともにイングランドのバラ、スコットランドのアザミ、ウェールズのリーキ、北アイルランドのシャムロックがデザインされている<ref>{{Cite news |title= 英国、新1ポンド硬貨が流通開始へ|date= 2017-03-28|url= http://www.afpbb.com/articles/-/3123071|accessdate=2017-03-30|agency=[[AFP]]|language= 日本語}}</ref>。
* 2ポンド(内側: 白銅、外側: ニッケル黄銅貨のバイメタル貨): 1997年に登場した最も新しい硬貨で、縁には[[アイザック・ニュートン]]の言葉「巨人達の肩の上に立って ({{en|STANDING ON THE SHOULDERS OF GIANTS}})」と刻印されている。また毎年その年の記念行事などを描いた記念デザインのものが発行されて通常版と同様に一般に流通する。
 
すべての硬貨の表面には、国家元首[[エリザベス2世]]と称号のラテン語訳、『{{仮リンク|神の恩寵による|en|By the Grace of God}}女王、[[信仰の守護者]]、エリザベス二世』({{la|DEI.GRA.REG. FID.DEF}} 又は {{la|D.G.R F.D.}} 正確な[[ラテン語]]は {{la|Dei Gratia Regina Fidei Defensor}})と刻印されている。