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しかし、音楽がアナログからデジタル、デジタルからスマホで聞く時代へと移り変わる波にのまれ、2014年にAV事業を手放すことになった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ1606J_W4A910C1TJ1000/ パイオニア、AV手放す グループ2200人削減へ] - 日本経済新聞</ref>。ホームオーディオを含むホームAV事業は、2013年7月から2015年2月までは[[子会社|機能子会社]]のパイオニアホームエレクトロニクス株式会社が取り扱っていたが、同社の全株式は[[オンキヨー]]に譲渡され、2015年3月よりオンキヨーの機能子会社の[[オンキヨー&パイオニア]]に移管した。なお、事業移管後もパイオニアのブランドはこれまで通り維持される。
 
[[ソニー]]、[[パナソニック]]、[[日立製作所]]、[[東芝]]、[[三菱電機]]などと比べると規模は小さいが、自社の得意分野への「選択と集中」を早期から進めており、2000年代から2010年代にかけては、ホームエレクトロニクス事業においては[[プラズマテレビ]]とDVDプレーヤー、カーエレクトロニクス事業においては[[カーナビゲーション]]に注力していた。しかしプラズマテレビは液晶テレビとの競争に敗れ、カーナビゲーションも[[スマートフォン]]や[[タブレット (コンピュータ)|タブレット]]等の[[通信機器]]の普及で販売不振となり、キャッシュフローが悪化<ref>[https://japanese.engadget.com/2018/12/07/pioneer/ パイオニアが上場廃止へ 香港系ファンドの完全子会社に] - Engadget 日本版</ref>。2018年には[[香港]]の投資ファンドの傘下に入り、再建を図っている。
 
個々の事業においては優れた技術力とブランド力を持つ。また、カーナビゲーション、および[[カーオーディオ]]等のカーエレクトロニクス関連、PC用[[光学ドライブ]](2016年現在はほぼ[[Blu-ray Disc|BD]]/[[DVD]]対応のマルチドライブのみ)については他社への[[OEM]]供給も行なっている。