「必殺技」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
個人サイト削除
1行目:
{{出典の明記|date=2016年4月21日 (木) 13:11 (UTC)}}
'''必殺技'''(ひっさつわざ)とは、敵と戦う上で持ち合わせている[[技術]]・[[武器]]・技などのうちで大打撃を与える威力や破壊力を持つもののこと<ref>武器の場合は「必殺武器(ひっさつぶき)」と称する事も。</ref>である。字義的には「'''必'''ず'''殺'''す'''技'''」と解釈できるが、必ずしも相手の命を奪う技とは限らず「'''必'''ず'''殺'''“さない”'''技'''」とも解釈できる。[[商標]]として出願された事がる(後述)。
 
== スポーツ ==
19行目:
代表的なこの種の必殺技として、以下のようなものが挙げられる。
 
* 猿飛の術、霧隠の術([[真田十勇士]]) - [[明治時代]]の[[講談]]ですでに登場している。ただし当時は必殺技とう言葉が無く「[[忍法]]」。猿飛の術は移動技、霧隠の術は目晦ましと、どちらも直接ダメージを与える技ではないが、直接ダメージを与える忍法も存在する。
* 円月殺法([[眠狂四郎]])- 剣による必殺技(「必殺剣」と呼ばれた)の元祖(燕返しなど「実在した!」と言われるものは除く)。
* [[スペシウム光線]]([[ウルトラマン]]) - [[ウルトラシリーズ]]の[[ウルトラマン一覧|主役キャラクター]]のほとんどが、身体より光線を放つ必殺技を有する。
27行目:
* [[ロケットパンチ]]、ブレストファイヤー([[マジンガーZ]]) - ロケットパンチは、劇中に持たないキャラクターにも[[超合金 (玩具)|超合金]]では装備されたりもした。
* 天空剣Vの字斬り([[超電磁マシーン ボルテスV]]) - 巨大ロボットによる剣での必殺技の元祖。特にスーパー戦隊シリーズに影響を与えた。
* [[キン肉バスター]]([[キン肉マン]]) - [[キン肉マンII世|続編]]では息子の[[キン肉万太郎]]が使用するようになる。また、作中には派生技も複数登場する。キン肉マンのゲームはもちろん、他の格闘ゲームでも「○○バスター」という模倣技が多数存在する。
* [[かめはめ波]]([[ドラゴンボール]]) - 後に[[波動拳]]等、手から[[気功|気]]の球を撃つ技の(見た目の)モデルとなった。[[遠当て]]の様に、気で遠くの相手を攻撃する技自体は昔から考えられており、これ以前でも『[[北斗の拳]]』等にも在ったが、目で見える弾は打ち出していない
* アバンストラッシュ([[DRAGON QUEST -ダイの大冒険-]]) - 剣で出すかめはめ波的な闘気を放つもの。
* 奇面フラッシュ([[ハイスクール!奇面組]]) - 相手を驚かすだけの技。[[ギャグ漫画]]であり、話を誤魔化したり強引に纏めたりと、芸人の[[一発ギャグ]]に近い。
* 忍法・跳頭([[ムジナ (漫画)]])- 相手を驚かすだけの技。ただし相手が驚いている隙に斬殺をするのが目的のため、見た目の間抜けさに反して数々の敵を葬っている。また、同じ相手に二度は通用しない為「(見せたからには)'''必'''ず'''殺'''“さなくてはならない”'''技'''」でもある。
48行目:
上に挙げた例で、昇龍拳のコマンドはレバーを往復させる必要があるため、他の2つに比べてやや難しい。その分、昇龍拳の威力は高い。この技を出せること自体がある種のステータスとなっていた時期もあった。特に波動拳と昇龍拳のコマンドは、後続のゲームのほとんど全てにおいて「相手に向かって弾を飛ばす技」「跳び上がりつつ攻撃し空中の相手を迎え撃つ技」にそれぞれ割り当てられている。
 
他には、レバーをある方向に長く入れていためた後に反対側の方向+攻撃ボタンで出せる技([[ガイル (ストリートファイター)|ガイル]]の「ソニックブーム」や「[[蹴り技#足技大全|サマーソルトキック]]」など。「タメ技」と呼ぶのが一般的。)やボタン同時押しで出せる技([[ザンギエフ]]の[[ラリアット|ダブルラリアット]]など)、ボタン連打で出せる技([[エドモンド本田]]の[[張り手|百裂張り手]]や[[春麗]]の百裂キックなど)、[[対戦型格闘ゲーム#ホールドボタン技|ボタンを長く押し続けてから離すもの]]([[マイク・バイソン]]のターンパンチなど。これも「タメ技」と呼ばれる場合がある。「ホールドボタン技」と呼ばれる場合がある。)がある。「レバーを[[File:Fightinggame arrow r.gif|→]] [[File:Fightinggame arrow d.gif|↓]] [[File:Fightinggame arrow dr.gif|&#8600;]] + パンチまたはキック3個同時押し」([[ダルシム]]の「ヨガテレポート」など)のように、いくつかのタイプが複合されたものもある。
 
ゲームによっては特殊な条件で発動し、通常の必殺技を凌ぐ大ダメージを与える「超必殺技」などのシステムも存在する(『[[龍虎の拳]]』の「[[極限流空手#超必殺技(隠し必殺技)|龍虎乱舞]]」や『[[闘神伝]]』の「百鬼猛襲剣」など)。これには「体力が残り少ない状態でないと出せない」「サブゲージを一定まで溜めないと出せない」「コマンドが複雑」などといった制約があることが多い。名称もゲームにより異なる場合(例えば『ストリートファイター』シリーズでは「スーパーコンボ」など)がよくあるが、ユーザーの間では慣例的に「超必殺技」(略して「超必」などとも)と呼称される場合がある。
64行目:
:他には『[[超鋼戦記キカイオー ]]』の「ファイナルアタック」や『[[サムライスピリッツ零SPECIAL]]』の「絶命奥義」など。ただし『サムライスピリッツ零SPECIAL』は二本先取制のため一本取った後でないと発動できない。
*一撃必殺技『[[GUILTY GEAR]]』
:その名の通りクリーンヒットすれば確実に相手を倒せる必殺技。これらは隙が大きい、一度しか発動できない、不発に終わった後の行動に制限がかかるなど、発動に大きなリスクを伴うが、大逆転の可能性を秘めた一撃として、必殺技本来の意味とロマンを蘇らせた
:ただしゲームによっては著しく対戦バランスを損なう結果となってしまったものもあり、戦術の一つとして問題なく組み込めるようになったのは『[[GUILTY GEAR X]]』が草分け的存在である。
:他には『[[北斗の拳 (対戦型格闘ゲーム)]]』の「一撃必殺奥義」など。
89行目:
* [[対戦型格闘ゲーム]]
* [[魔球]]
 
== 外部リンク ==
* [http://senki.kusakage.com/ 必殺技]
 
{{DEFAULTSORT:ひつさつわさ}}