「アービング・G・タルバーグ賞」の版間の差分

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MGM のルイス・メイヤーはタルバーグを高く評価し、同時に深く嫉妬していた。その彼がタルバーグを祭り上げたのは、映画会社が求めつづける憧れであると同時に、メイヤーのみならずメジャーに君臨する帝王たちの悪評に対して"聖人"を生み出す必要があったからとされる。
 
但し、帝王たちが引退するとプロデューサーはパッケージかエージェンシーとしての役割しか与えられずに、親会社の大物からの利益追求と、監督たちによる編集権の要求に挟まれつつ、観客を再び劇場に呼び戻すために汗をかいた。
 
こうした帝王たちの次に尻拭いに来た製作担当副社長や撮影所長は実績のあるプロデューサーを牽制、または出ていって貰った。彼等をコングロマリットによる支配下に置かれた第1世代とすれば、企業内プロデューサーでタルバーグ賞を受賞したのはザナック&ブラウンしかおらず、彼等も独立後にワッサーマンと契約し『ジョーズ』を手掛けた(スピルバーグの縁からくる)お情け的に受賞できた。
 
第2世代は、第1世代と違い未来指向でケーブル、ビデオと出口戦略が多角化した中で派手に動き、自らもよりリッチに成功した。大物から追放され作品も内容が薄目、更に別の世界でリッチになっているため、アカデミー会員が選ぶ可能性は低い。すなわち第1、第2世代の功績は会社の功績として歴史が書き換えられている。
 
選ぶ側も、見る側も期待をしない特別賞であり、ショーとしても盛り上らない。そこでマネー・メイカーのクリント・イーストウッドに映画の宣伝を兼ねさせ受賞させることもある。