「スターリング・ポンド」の版間の差分

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古い補助貨幣はこのほか、[[クラウン銀貨|クラウン]] (crown)、[[フローリン]] (florin)、[[グロート]] (groat)、[[ギニー]] (guinea) がある。1クラウン=5シリング、1フローリン=2シリング、1グロート=4ペンス、1ギニー=21シリングに相当した。イギリスでは、[[1817年]]に[[ソブリン金貨]]が本位金貨として鋳造され、この金貨を1ポンドに流通させ、自由鋳造、自由融解を認める唯一の無制限法貨としたが、ギニー金貨も引き続き流通することになり、この時価値が21シリングと定められた。因みに1ポンドは前述の通り20シリングであった。[[第一次世界大戦]]後に[[アメリカ合衆国ドル]]に取って代わられるまで、世界で最も信用の高い[[国際通貨]]であった。
 
通貨名は、古代の銀貨の質量に由来する。8世紀に[[マーシア]]のオッファ([[:en:Offa of Mercia]])が[[フランク王国]]の[[リーブルドゥニエ]]貨幣にならって1[[ペニーウェイト]](1ポンドの1/240)の銀を含む銀貨を鋳造したのをはじめとする。ただし当時の1ポンドは現在の1ポンドとは質量が異なる。
 
ポンドを表す記号 '''£''' は、1ポンドにあたる[[ラテン語]]「{{lang|la|libra}}([[リーブラ]]、もと「天秤」「はかり」の意)」の頭文字に由来する。