「日本沈没」の版間の差分

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* 一方、本作では、まず学界の最高権威(アメリカ測地学会)より「40年以内に日本は沈没する」と説明される{{efn2|後に田所博士の調査で沈没は1年以内と判明。}}ことにより、政府が「日本沈没」を既成事実として受け入れてしまい、渡老人の登場や政府の苦悩を描く必然性がなくなっている{{efn2|旧作と原作では渡老人が有識者を招集し、富士山麓にこもらせ日本救済策を練ったシーンが存在したが新作ではまったく描写されていない。複数の有識者による検討で「何もしない方がいい」という極論も提示されたことは山本首相のセリフによって示されるのみである。}}。
* 原作や前作では、物語終盤にて日本政府や世界各国が日本人救出に全力を尽くすが、本作では逆に、政府首脳が“難民受入交渉”と称し我先に海外逃亡、また世界各国があまりにも多く押し寄せてきた日本人の受け入れに難色を示すなど冷淡な態度を取られる。一方で日本海溝にある[[プレート]]切断作戦のために掘削機を提供したりするなど協力してくれる国もある。
* 原作では[[南関東直下地震]]で250万人、73年版では360万人の死者・行方不明者が出る。それに対し、2006年公開版では東京は終盤の全ての住民の退避後に津波が襲来している{{efn2|原作などでは震災から約半年後の地盤沈降下で襲った[[梅雨]]の集中豪雨による。なお、テレビドラマ版でも東京での震災と沈没は終盤のシーンに該当するが、全住民の退避には至っていない。}}。
 
==== 各地の被害 ====