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'''逮捕'''(たいほ)とは、[[犯罪]]に関する被疑者の身体的拘束の一種。
 
逮捕の意味は各国での[[刑事手続]]の制度により大きく異なる。日本法における逮捕は捜査官のいる場所への引致である{{Sfn|河上和雄|渡辺咲子|2012|p=190}}。[[英米法]]における逮捕は[[裁判官]]に引致するための制度であり、日本法では[[勾留]]請求は逮捕とは異なる新たな処分とされているから、英米法の逮捕と日本法の逮捕とは全く制度を異にする{{Sfn|平野龍一|1958|p=99}}。
 
== 日本法における逮捕 ==
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現行法上、逮捕による身柄の拘束時間は原則として[[日本の警察|警察]]で48時間・[[検察庁|検察]]で24時間の最大72時間([[検察官]]による逮捕の場合は48時間)である。
 
「検挙」は法律用語ではなく、警察内部(警察統計)や報道が使用する言葉で、逮捕または在宅で任意[[取り調べ]]を行い、[[書類送検]][[検察官]]への[[送致]]、送付、[[微罪処分]]に至るまでの必要な捜査を遂げた状態までを含む<ref>{{citeweb |url=https://mainichi.jp/articles/20150123/mul/00m/040/00700sc |title=コトバ解説「逮捕」と「検挙」の違い |work=毎日新聞 |date=2015-02-02 |accessdate=2019-06-13 }}</ref><ref>[https://kotobank.jp/word/%E6%A4%9C%E6%8C%99-491647 検挙] コトバンク</ref>。
 
=== 逮捕の諸原則 ===