「京都鉄道博物館」の版間の差分

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: 黄色帯やロゴマークが一切ない状態で博物館に搬入されたが、のちに現役時代と同じ帯とロゴが貼られた。
 
=== 扇形機関車庫 ===
[[File:Kyoto railway museum Steam Locomotive depot.JPG|thumb|300px|扇形機関と転車台]]
[[File:KYOTO RAILWAY MUSEUM Turntable.jpg|thumb|300px|機関扇形車庫側から見た転車台。向かいの本館屋上はスカイテラスがあ見え建屋は第2検修庫。]]
扇形車庫は1914年(大正3年)に建設された鉄筋コンクリート造の車庫であり、2004年(平成16年)に国の[[重要文化財]]指定ならびに[[土木学会選奨土木遺産]]に選奨されている。また、2006年(平成18年)にはJR西日本が指定する準鉄道記念物となり、2019年(令和元年)には[[日本機械学会]]により[[機械遺産]]に認定された。
[[梅小路蒸気機関車館]]所蔵の車両。なお、扇形車庫は、2015年12月に車庫上部の「梅小路蒸気機関車館」の看板のうち、「館」を「庫」に改め、「梅小路蒸気機関車庫」となった。扇形車庫1番から7番までは動態保存車、8番から20番までは静態保存車の収蔵となっている。大半の車両が、1972年に前所属機関区から現役車両として、梅小路機関区への転属手続きが行われた<ref>1971年11月に国鉄は記録映画撮影のため全国から蒸気機関車を梅小路区に集めたが、C55 1は撮影終了後も所属機関区に戻ることなくそのまま梅小路区に残存した</ref>。
 
車庫上部に設置されている「梅小路蒸気機関車庫」の看板の「庫」の文字は、京都鉄道博物館としてリニューアルするにあたり、2015年12月頃に「館」の字から改められたものである。
 
[[梅小路蒸気機関車館]]所蔵の車両。なお、扇形車庫は、2015年12月に車庫上部の「梅小路蒸気機関車館」の看板のうち、「館」を「庫」に改め、「梅小路蒸気機関車庫」となった。扇形車庫1番から7番までは動態保存車、8番から20番までは静態保存車の収蔵となっている(展示の都合上、その通りになっていない場合もある。大半の車両が、1972年に前所属機関区から現役車両として、梅小路機関区への転属手続きが行われた<ref>1971年11月に国鉄は記録映画撮影のため全国から蒸気機関車を梅小路区に集めたが、C55 1は撮影終了後も所属機関区に戻ることなくそのまま梅小路区に残存した</ref>。
 
収蔵車両は、[[2006年]][[10月14日]]、施設・車歴簿・保守用工具等とともに群として[[準鉄道記念物]]に指定された(ただし、広島鉄道学園展示当時の[[1976年]]に準鉄道記念物指定されたC62形1号機、交通科学博物館当時の[[2004年]]に[[鉄道記念物]]に指定され、その後京都鉄道博物館に移設した7105号機(義経号)、梅小路蒸気機関車館の車両が準鉄道記念物に指定された後の[[2009年]]に収蔵された[[日鉄鉱業]]から譲渡された1080号機を除く)。
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* [[国鉄7100形蒸気機関車|7100形蒸気機関車]]7105号機 - [[1880年]]、米国[[ポーター (車両メーカー)|H.K.ポーター]]製。
:「義経」号の通称で知られる。[[1923年]]、車籍抹消。[[1963年]]10月、準鉄道記念物に指定、その後[[2004年]]に鉄道記念物に昇格。[[2014年]]4月に閉館した交通科学博物館から梅小路蒸気機関車館へ移設。2014年[[10月10日]]、17年ぶりに動態復元された。
:2019年3月頃にヘッドマークステーが設置され、ヘッドマークの掲出が可能になった。同年4月末頃から5月にかけて、改元を記念し「平成」や「令和」のヘッドマークが掲出された。
 
* [[国鉄8620形蒸気機関車|8620形蒸気機関車]]8630号機 - [[1914年]]、[[汽車製造]]製。
: 8620形の11号機。[[1972年]]9月、[[弘前運輸区|弘前運転区]]より転入。[[1979年]]に車籍抹消(有火保存)となった。以後、車籍はないものの動態保存されており、「SLスチーム号」の牽引機を担当している。
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: 1972年、[[郡山総合車両センター#会津若松派出所|会津若松機関区]]より転入。[[1976年]][[3月16日]]に[[山陰本線]]京都 - [[丹波口駅|丹波口]]間にて、高架化工事完成記念列車(京都 - [[二条駅|二条]]間)を牽引。1987年3月に車籍抹消され、静態保存。
* [[国鉄C51形蒸気機関車|C51形蒸気機関車]]239号機 - [[1927年]]、汽車製造製。
: [[1962年]]、[[新津運輸区|新潟機関区]]で廃車。1972年、新潟鉄道学園に教材として切開状態で保管されていた当機を[[長野総合車両センター|長野工場]]で外観のみ復元した後、梅小路蒸気機関車館にて静態保存。[[2019年]][[3月16日|3月]]からは[[梅小路京都西駅]]開業を記念お召列車牽引仕様へのお色直が施され日章旗前面へ掲出及び菊の紋章取付けやデフレクターへの鳳凰の装飾を付け、2番庫にてが施された状態で展示されている
 
* [[国鉄C53形蒸気機関車|C53形蒸気機関車]]45号機 - [[1928年]]、汽車製造製。
: [[1950年]]、[[梅小路機関区]]にて廃車後、[[西日本旅客鉄道社員研修センター|国鉄吹田教習所]]保管を経て[[1961年]]から交通科学館(のちの交通科学博物館)に保存され、以後静態保存。交通科学館入館に際し[[西日本旅客鉄道鷹取工場|鷹取工場]]にて自走可能な状態に復元工事をされた。1972年[[10月10日]]、梅小路蒸気機関車館開館に際し、交通科学博物館より移設され静態保存。