「みんなでつくる党」の版間の差分

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→‎党史: 党の運動内容などを追加。また、統一地方選前の地方選の当選歴も追加。
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元[[日本放送協会]](NHK)職員でインターネットテレビ「立花孝志ひとり放送局」代表取締役社長の[[立花孝志]]が[[2013年]]6月17日に「NHK受信料不払い党」の設立を届出、7月23日に現在の党名に変更した<ref>[https://lvpctrn.xii.jp/ngnhk/fubaraitou.html NHKから国民を守る党(NHK受信料不払い党から改名)の設立]</ref>。同年9月の[[大阪府]][[摂津市]][[市町村議会|議会]]議員選挙を皮切りに各種地方自治体選挙に候補者を擁立<ref>[http://www.city.settsu.osaka.jp/shisei/senkyo/senkyokanriiinkai/kekka/5492.html 第12回摂津市議会議員一般選挙 開票結果] 2018年6月9日閲覧。</ref>。
=== 地方議会に進出 ===
2015年4月に立花が[[千葉県]][[船橋市]][[船橋市議会|議会]]に当選(保守系[[会派]]「研政会」に所属<ref>{{Cite web |author= |date=2016-01-25 |url=http://www.city.funabashi.lg.jp/assembly/012/p022018_d/fil/223_h27_4.pdf#page=4 |page=4 |title=会派の抱負「研政会」 |work=ふなばし市議会だより 223号 |publisher= 船橋市議会 |accessdate=2018-07-16}}</ref>)したことで議席を得た<ref name=yf20160726>{{Cite web |author= |date=2016-07-26 |url=http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160726/plt1607261540005-n1.htm |title=【2016大乱闘 都知事選】「NHKぶっ壊す」の立花孝志氏 古巣の平均年収1800万円は「高すぎる」 |work=[[夕刊フジ]] |publisher= [[産業経済新聞社]]|accessdate=2017-11-13}}</ref>。

2015年12月には朝霞市議選でもともと船橋市在住だった大橋昌信が住所を朝霞市に移して、二人目の同党所属議員として当選。2016年4月には志木市議選で3人目の当選者を出した。

2016年7月の[[第24回参議院議員通常選挙]]では[[三宅博 (政治家)|三宅博]]([[日本維新の会 (2016-)|おおさか維新の会]])を支持した<ref>[https://ameblo.jp/nhkto/entry-12167087447.html 三宅博【前衆議院議】参議院選挙立候補予定者 NHKから国民を守る党は三宅博を全力で応援します - NHKから国民を守る党 公式ブログ]</ref>。

[[2016年東京都知事選挙]]に立花が立候補<ref>{{Cite news|title=2016都知事選(東京都知事選挙):候補者一覧:朝日新聞デジタル|url=http://www.asahi.com/senkyo/tochijisen/2016/koho/|accessdate=2018-07-24|language=ja-JP|work=朝日新聞デジタル}}</ref>(これにより船橋市議を失職)し、[[NHK放送センター]]で収録された[[政見放送]]でNHKの現状を批判、「'''NHKをぶっ壊す!'''」と連呼し注目を呼ぶが落選した<ref name=yf20160726 />。その後、立花は2017年1月の茨木市議選に立候補したが落選。同年6月に尼崎市議選で4人目の当選者を出す。その後同年7月に実施された東京都議選葛飾区選挙区からの立候補を経て、2017年11月葛飾区議選で当選
 
その後、町田市、春日部市、立川市、川西市、松戸市、八千代市、西東京市、台東区で同党所属議員を当選させている。
 
東京や大阪など大都市圏のベッドタウンといった住民の流入や流出が激しい自治体を中心に候補者を擁立する傾向にあり、立花は新聞の取材において、NHKからの集金に困っている一人暮らしの学生や社会人が多そうな自治体や、『浮動票』の確保を目的として過去に[[みんなの党]]が議席を持っていた選挙区を、立候補者擁立の指標にしていると説明している<ref name=asahi20161218>「市議当選、争点一つで 若者らに照準、受信料を批判 」朝日新聞(2016年12月18日・朝刊)</ref>。
 
街頭演説の場や郵送により立花代表や候補者の携帯電話番号を記載したNHK撃退シールを頒布し、玄関先などに貼ることを奨励し、多くの候補者自らがNHK集金人対応をすることをうたい、[[youtube]]上に立花代表がNHK集金人の撃退方法やNHK営業センターへの訪問動画や政党の活動計画などを継続的に動画を投稿し、多くの登録者数を集め活動していることも躍進の要因と考えられる。
 
また,集合住宅を中心に受信料の不払い方法などを記載したビラをポスティングをするなどの活動を行っている。
 
[[2019年]]の[[第19回統一地方選挙|統一地方選挙]]においては首都圏・関西のベッドタウンを中心として47人が立候補し、26人が当選<ref>{{Cite news|title=なんと26人当選...「NHKから国民を守る党」拡大遂げる おひざ元・渋谷区にも議員誕生|url=https://www.j-cast.com/2019/04/22355950.html|date=2019-04-22|accessdate=2019-04-24|language=ja-JP|work=J-CASTニュース}}</ref>。そのうち特別区議会は行われた20区議会全員に候補を出し17人を当選させている<ref>{{Cite web |author=境治 |date=2019-04-23 |url=https://news.yahoo.co.jp/byline/sakaiosamu/20190423-00123362/ |title=「NHKから国民を守る党」が東京23区中19区議会で議員を当選させていた |work= |publisher= 船橋市議会 |accessdate=2019-04-24}}</ref>。同年の4月下旬から5月上旬にかけて、「『NHKは[[朝鮮人]]や[[帰化]]人に支配されており、そのため[[偏向報道]]が行われている』(杉並区議・佐々木千夏の発言)など党の政策にそぐわない偏った思想を主張するようになった」とした5名の地方議員(具体的には、[[グロービートジャパン]]・らあめん花月嵐・[[日本平和神軍]]などの[[中杉弘]]の人脈)を、「参院選への選挙資金として課せられた130万円を支払う意思がない」として、除名処分とした<ref name="shincho1905">[https://www.dailyshincho.jp/article/2019/05080600/ 統一地方選で躍進「NHKから国民を守る党」で内ゲバ勃発! 原因はカネか思想か?] デイリー新潮、2019年5月8日</ref>。
 
所属議員が増えたことで,問い合わせが増えたことなどを理由にNHK集金人対応などを案内する2019年5月から受信料不払いコールセンターを統一地方選後に開設をし、同年6月26日から固定電話を引いて5回線でコールセンター用の部屋を借り体制を強化している。
 
NHKから国民を守る党所属議員がいる議会はすべて議会内に[[会派]]制があり、NHKから国民を守る党所属議員は無会派及び「NHKから国民を守る党」または他の名称の一人会派を届け出て活動している事例{{refnest|group=注釈|党所属議員が在任する議会の中には[[葛飾区議会]]・[[北区議会]]など一人会派結成を認めていないところもある。}}と、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]及び[[保守]]系の議員による会派に参加して活動している事例が見られたが、[[2019年]]4月の[[第19回統一地方選挙]]で当選した地方議員から[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]・[[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]]系・元[[日本共産党]]などの左派・[[革新]]系・リベラル系の議員、[[あたらしい党]]・[[日本維新の会 (2016-)|日本維新の会]]・元[[みんなの党]]・元[[日本創新党]]・元[[国民民主党 (日本 2018-)|国民民主党]]などの右派・第三極系の議員、その他無党派系などの議員と会派を組む事例も出ている。