「母をたずねて三千里」の版間の差分

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「滞在場所が明確な母の元に行く=訪ねる」だが本作では音信不通の母を探し回っているのだから「尋ねる=(所在不明の)人や物の在りかを探す」が適切と思います
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== 概要 ==
[[アルゼンチン]]共和国・首都[[ブエノスアイレス|ブエノス・アイレス]]に出稼ぎ<ref>19世紀後半から20世紀初頭のアルゼンチンは、農牧業の急速な発展により世界有数の富裕国であった。</ref>に行ったまま音信不通になっている母アンナ・ロッシを尋(たず)ねる<ref>尋ねる=人や物の在りかを探す</ref>ため[[イタリア]]・[[ジェノヴァ]]に暮らす少年マルコ・ロッシがアルゼンチンに1882年に渡って旅する物語。
 
南米行きの船に乗るまでの日常ドラマと、渡航した後の旅物語に大別される。主人公の言動を客観的に描写する姿勢が貫かれていて記録映画風の珍しいアニメーションである。
 
主人公(マルコ・ロッシ)は旅の途中、何度も危機に陥り、そこで出会った多くの人に助けられ(たまにマルコが助けること場合たまにある)、その優しさに触れながら成長していく。そして最終回は旅中で世話してくれた人々の何人かに再会しお礼を言いながら[[ジェノヴァ]]に帰って行くという流れになっていて「人々の思い遣りと思い遣りに対する感謝の気持ち」が物語のテーマのひとつとして貫かれている。
 
== 登場人物 ==