「阪神甲子園球場」の版間の差分

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普段は使用する機会が少ないが、[[指名打者|DH]]制に備えて選手名は10人分確保されており、9番打者の右横が投手枠となる。また、試合開始30分前の先発バッテリー発表時には9番目の枠に投手、10番目の枠に捕手の名前を表示したが2011年からは右側に両方(投手・捕手)表示するようになったため左側に捕手・投手名は書かなくなった。
 
[[2017年]][[5月5日]]から[[5月7日|7日]]の対[[広島東洋カープ|広島]]戦では、[[ゴールデンウィーク]]の特別企画「ゴールデンウィークこどもまつり」の一環として、子供連れのファンにも選手を覚えてもらう目的で、日本人選手に限り表示を[[平仮名]]にする試みを行った(ただし、外国人選手については通常と同じく[[片仮名]]表記であった。また、審判員も日本人選手同様に平仮名表記とした)<ref name="daily170403">[https://www.daily.co.jp/tigers/2017/04/03/0010062324.shtml 甲子園、黄金週間に選手名をひらがなで 子どもの日に初の試み](デイリースポーツ)</ref><ref name="sankei170505">[http://www.sankei.com/west/news/170505/wst1705050050-n1.html 甲子園球場でひらがなスコアボードお目見え、「こどもの日」に身近さアピール]</ref><ref name="hochi170505">[http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170505-OHT1T50088.html 【阪神】「こどもの日」はスコアボードひらがな表記…「ファミスタ」みたいの声も]</ref><ref name="sponichi170506">[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/05/06/kiji/20170506s00001173105000c.html 甲子園スコアボード「ひらがな」だから読めるよ]</ref>。また、2018年・2019年以降のゴールデンウィークのうち[[こどもの日]]ないしその前後当たる主催試合でも同様の表記を行なっている。
 
左側がフリーボード化されてから、選手名表示にアニメーションが加えられている。
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2019年の改修後、テスト表示では得点側・選手名側ともチーム名に5文字まで表示可能なことが確認されているが<ref>[https://twitter.com/enjoy_koshien/status/1108927463990583296?s=19 【公式】阪神甲子園球場 (@enjoy_koshien)] - 阪神甲子園球場公式Twitter</ref>、実際の試合ではいずれも4文字までの表示となり従来の表記が踏襲された。
 
プロ野球の試合ではどちら側のチーム名も漢字ではなく東京ドームのスコアボードと同じようにアルファベットの略称(阪神タイガース→'''T'''、読売ジャイアンツ→'''G'''、横浜DeNAベイスターズ→'''DB'''、オリックス・バファローズ→'''Bs'''など)で表示される。
 
高校野球では[[ボーク]]、[[守備妨害]]など観客からは分かりにくいプレー・判定に対し、場内に説明がされないので「表示してほしい」と要望があったことから、このようなケースの際には2001年よりスコア表示の下に判定を表示するようになっている<ref>[http://www.nikkei.co.jp/topic5/koshi2001/eimi024424.html ボークなど判定を表示・大型電光掲示板「フリーボード」]</ref>。
 
また、現在のバッターが誰かを表示するランプは2代目スコアボードのときから上段のビジターの選手名と下段のホームの選手名の中間に9個の赤いランプがつけられていた。3代目スコアボードにも9個の赤いランプ(選手名の表示は10人分あるが、DH制の場合ピッチャーは打席に入らないため)が踏襲されていた。1997年からは、ランプとそれまで選手名とポジションの間で攻撃中のチームを表示していた赤いライン(一番から九番まで、DH制の場合はピッチャーのところまでが1本につながっていた)を廃止し、選手名ごとに区切った短い赤いラインで表示するようになった。2019年からプロ野球での試合に限り、出塁している選手は緑色のライン、攻守交代後の先頭打者は白いラインで表示されるようになった。ただし高校野球では従来通り、打者に対しての赤いラインのみ)
 
他の球場の多くが代打のポジションを「H」「PH」、代走のポジションを「R」「PR」としているのに対し、甲子園球場では代打は「'''打'''」、代走は「'''走'''」と漢字表記しているのも特徴である。ただし、オープン戦などDH制で行う場合の指名打者は「DH」、投手は「P」<ref group="注">かつてはDH制時の投手も、9人制の時と同じ「1」と表記されていた。</ref> と表記されている。<ref>2019年の改修後のオープン戦では代打は「'''H'''」、代走は「'''R'''」と表示されていたが、シーズンに入ってからは従来通り代打は「打」、代走は「走」と表記されている。</ref>
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2019年3月からメインスコアボードが1面の大型ビジョンに変更されたのに伴い、選手名、スコアの表示位置がプロ野球と高校野球で異なる。
* 選手名部分 - プロ野球時はチーム名を原則アルファベット1文字で表記するため、チーム名の文字の左右の余白が詰められ、選手名の表示が2人分ほど左に移動した。高校野球時は大きな変更はない。
* スコア表示部分 - プロ野球時はスクリーンの右端に打席に立っている選手の情報が表示されるため、BSOランプの左下のところにチーム名がくるようスコア表示全体が移動する。高校野球時は表示位置に大きな変更はないが、チーム名が漢字4文字まで表記可能なままイニングスコアの十回部分が復活(さらに決勝戦以外で延長11回以上に突入した場合は十一から二十まで表示<ref>現在は決勝戦の再試合を除いて[[タイブレーク]]の導入により延長無制限のため。なお、漢数字は上に「十」・下に「一」などの下一桁で、上下二段にて表示。</ref>)とは対照的にプロ野球の[[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスター]]では延長なしの9回までのため十回部分が削除されている
* サブスコアボードもメインスコアボードと同じ仕様に変更された。