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==旧乾邸==
[[旧乾邸]]は、昭和11年(1936年)旧[[住吉村 (兵庫県)#出身・ゆかりのある人物|住吉村]](現神戸市[[東灘区]])に、大正、昭和にかけてのモダン建築で知られる[[渡辺節]]の設計によって約3900平方メートルの敷地に、和館と洋館が建てられたが、[[阪神大震災]]で和館は全壊、洋館だけが残った。洋館は鉄筋二階建て住宅(延べ約770平方メートル)で約20の洋室や和室、豪華な暖炉やシャンデリア、吹き抜けのホールなどがある。平成5年、豊彦が死去して、養父新治から受け継いだ邸宅は相続税として国に物納され、[[神戸市]]が約15億円での買い取りと歴史的建造物としての活用を提案していた。ところが、[[阪神大震災]]で財政が一気に悪化して購入協議が中断。平成8年(1996年)以降、国と委託管理契約を結び、ドラマのロケや内覧会、コンサートや写真展、シンポジウム会場など市民団体の行事の場所としても貸し出してきた。しかしこのままでは、「旧正田邸」(東京都品川区)のように、競売にかけられる運命をたどると、「旧乾邸活用応援倶楽部」が設立され、芦屋市のNPO「アメニティ2000協会」などの協力により保存運動が続けられている。
 
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