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== 概要 ==
第一次産業には、[[自然界]]に働きかけて直接に富を取得する産業が分類される。クラークによれば[[農業]]、[[林業]]、[[鉱業]]、[[漁業]]([[水産業]])がこれに該当する。水産加工のように天然資源を元に加工して食品を製造する業種は[[製造業]]に分類され、第一次産業には含まれない。
 
クラークは、経済発展につれて第一次産業から[[第二次産業]]、[[第三次産業]]へと産業がシフトしていくことを提示したが、クラークによる分類では産業内部で生じている構造変化をとらえきれないという弱点がある。例えば、現代では同じ農業をとってみても、[[開発途上国]]でみられるような昔ながらの農業もあれば、[[先進国]]でみられるような、[[バイオテクノロジー]]を駆使し[[ブランド]]のマネジメントも行うといった[[第二次産業]]的、[[第三次産業]]的な農業([[アグリビジネス]])もあり、同じ農業であっても多様化が著しい。