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{{Infobox プロレスラー
| 名前 = KAORU
| 画像 = kaoru20140322.JPG
| 画像サイズ = 200px
| リングネーム = '''KAORU'''<br />インフェルナルKAORU<br />Dara
| 本名 = 前田 薫
| ニックネーム = 戦う美魔女
| 身長 = 167cm
| 体重 = 63kg
| 誕生日 = {{生年月日と年齢|1969|2|9}}
| 死亡日 =
| 出身地 = [[長崎県]][[佐世保市]]
| 所属 = [[マーベラス (プロレス)|Marvelous]]
| トレーナー = [[ジャガー横田]]
| デビュー = [[1986年]][[8月8日]]
| 引退 =
}}
 
'''KAORU'''(カオル、[[1969年]][[2月9日]] - )は、[[日本]]の女子[[プロレスラー]]。本名:'''前田 薫'''(まえだ かおる)。
 
ジャパニーズ・ルチャドーラの先駆者である。
 
== 所属 ==
* [[全日本女子プロレス]](1986年 - 1991年)
* [[ユニバーサル・プロレスリング]](1991年 - 1993年)
* フリーランス(1993年 - 1994年)
* [[GAEA JAPAN]](1994年 - 2005年)
* フリーランス(2005年 - 2014年)
* [[マーベラス (プロレス)|Marvelous]](2015年 - )
 
== 来歴・戦績 ==
; [[1986年]]
* [[全日本女子プロレス]]のオーディションに合格。同期に[[アジャ・コング]]・[[バイソン木村]]・[[工藤めぐみ]]・[[コンバット豊田]]・[[Cooga]]らがいる。
* [[8月8日]]、東京・東村山スポーツセンターにおいて、対工藤めぐみ戦でデビュー。その後、同期の[[高橋美華]]とタッグチーム『ハニーウイングス』を結成し、アイドルタッグとして活動をするが、中堅レスラーとしてそれ程目立った活躍は無かった。
; [[1990年]]
* [[ユニバーサル・プロレスリング]]が旗揚げした際、リングを全女が貸した縁で同団体のリングに上がり、注目されるようになる。
; [[1991年]]
* [[ルチャリブレ]]がやりたいと言う理由から全女を退団しユニバーサルに移籍、『日本人女性初のルチャドーラ』として活動し、TV女子王座に就くなどしていた。後にユニバーサルの経営難から退団。
; [[1994年]]
* 同郷の先輩である[[長与千種]]が設立した[[GAEA JAPAN]]に参加。
; [[1995年]]
* ファイトスタイルが似ている[[JWP女子プロレス]]の[[福岡晶]]と、当時としては珍しい団体の枠を超えたタッグチームを結成。12月には、第7代JWP認定タッグチャンピオンとなった。
; [[1999年]]
* [[GAEA JAPAN]]に参戦していた[[ライオネス飛鳥]]、[[アジャ・コング]]、[[加藤園子]]とのDorA(デッド・オア・アライブ)結成を機に、ルチャ仕込みの空中殺法に加えて、机の切れ端などを凶器として使うハードコアな戦闘スタイルに路線変更。これが吉と出て、翌年以降大ブレイク。
; [[2000年]]
* 2月のGAEA JAPAN[[後楽園ホール]]大会にて同期のアジャ・コングの持つ念願の[[AAAWシングル王座]]のベルトに挑戦し、アジャの素手による裏拳にて惜しくも敗れるが、両者大流血の死闘を繰り広げる。
* 5月のGAEA JAPAN有明コロシアム大会にて長年敵対してきた[[尾崎魔弓]]とフリーウエポンマッチで対戦し、試合後両者が歩み寄り、後の[[D-FIX]]を結成に繋がっていく。
; [[2001年]]
* 5月のGAEA JAPAN後楽園ホール大会にて尾崎魔弓とヒールユニットD-FIXを結成。
* 7月のGAEA JAPAN後楽園ホール大会にて因縁の[[ライオネス飛鳥]]とのハードコアマッチで両者KO引き分けの死闘を繰り広げる。
; [[2002年]]
* 2月のGAEA JAPAN[[梅田スカイビル|梅田ステラホール]]大会にてインフェルナルKAORUを久々に復活させる。
* 4月のGAEA JAPAN[[横浜文化体育館]]大会にて尾崎魔弓と組み、シュガー佐藤、永島千佳世の持つ[[AAAWタッグ王座]]に挑戦し、KAORUがシュガーからエクスカリバーでピンフォール勝ちを収め、第7代AAAWタッグ王者になる。
; [[2003年]]
* 4月のGAEA JAPAN横浜文化体育館大会にて尾崎魔弓と組み、抗争のあった長与千種、[[広田さくら (プロレスラー)|広田さくら]]の[[チーム・エキセントリック]]と[[コントラ・マッチ|カベジェラ・コントラ・カベジェラ]]戦で対戦し、尾崎が長与に[[バックブリーカー#アルゼンチン・バックブリーカー|アルゼンチン・バックブリーカー]]で敗れ、尾崎とともに坊主になる。
* 年末から翌年4月かけてに謎の長期欠場をする。
; [[2004年]]
* 4月のGAEA JAPAN国立代々木競技場第2体育館大会にて復帰。尾崎魔弓、[[井上貴子 (プロレスラー)|井上貴子]]と組み、[[デビル雅美]]、[[ダイナマイト・関西]]、[[イーグル沢井]]の重戦車トリオと対戦し、尾崎がデビルからオザキックでピンフォール勝ちを収めた。
* 5月の大会にて負傷をし、長期欠場に入る。
; [[2005年]]
* 1月に復帰を果たすが、2月のライオネス飛鳥主催興行で負傷して、再度長期欠場に入る。また4月にGAEA JAPANが解散するに伴い[[フリーランス]]となった。
; [[2006年]]
* 4月の[[長与千種]]プロデュース興行Marvelous Night Miracle Game KAORU復帰戦にて[[大日本プロレス]]の[[関本大介]]、[[アブドーラ小林]]と組み、KAORUの復帰戦のために一夜限りの復帰をした長与千種、大日本プロレスの[[伊東竜二]]、[[佐々木貴]]組を相手にハードコアマッチで復帰戦を行い、長与千種からエクスカリバーでピンフォール勝ちを収めた。以降は[[尾崎魔弓]]が主宰する『[[OZアカデミー]]』を中心に活動している。
; [[2007年]]
* 8月のOZアカデミー後楽園大会で久々に尾崎魔弓とのD-FIXを復活させ、[[植松寿絵]]、[[輝優優]]組([[植松☆輝]])と対戦し、輝を大流血に追い込み、勝利。以降、D-FIXとしての活動を再開させる。
* 8月26日、[[プロレスリングWAVE]]旗揚げに参戦。当時フリーランスだった[[渋谷シュウ]]とシングルで対戦して勝利。
; [[2008年]]
* 3月頃よりOZアカデミーにて[[OZアカデミー#正危軍|尾崎軍]]の一員として、活動している。
* 8月のOZアカデミー後楽園大会で尾崎軍およびD-FIXとして、遺恨のあったダイナマイト・関西、[[カルロス天野]]組と[[OZアカデミー認定タッグ王座]]を賭けて、カベジェラ・コントラ・カベジェラ3本勝負でKAORU、尾崎が立て続けにダイマナイト・関西からピンフォール勝ちを収め、ダイナマイト・関西を坊主にすると共に、第2代OZアカデミー認定タッグ王者となった。
* 12月[[デビル雅美]]引退興行にて、スーパーヒール・デビル雅美、[[ダンプ松本]]とタッグを組み、[[堀田祐美子]]、[[里村明衣子]]と久々に復帰した[[長与千種]]と6人タッグマッチで対戦し、デビルが長与から勝利を収めた。
; [[2009年]]
* 2月のOZアカデミー後楽園ホール大会にて、スーパーヒール・[[植松寿絵]]のデビュー戦の相手を務める。
* WAVE主催のリーグ戦「[[Catch the WAVE]]」にエントリー。
* [[6月3日]]OZアカデミー[[新宿FACE]]大会、[[永島千佳世]]、[[加藤園子]]の持つ[[OZアカデミー認定タッグ王座]]に挑戦し、尾崎が加藤から毒霧からの首固めでピンフォール勝ちを収め、第5代OZアカデミー認定タッグ王者となった。
* 8月2日OZアカデミー認定タッグ王者から陥落。以降尾崎魔弓との確執が続き、12月に尾崎軍から離脱する。
; [[2010年]]
* 7月のOZアカデミー新宿FACE大会にて、[[カルロス天野]]の持つ[[OZアカデミー認定無差別級王座]]に挑戦し、カルロス天野からピンフォール勝ちをおさめ、第8代OZアカデミー認定無差別級王者となった。
* 8月のOZアカデミー後楽園ホール大会にて、[[尾崎魔弓]]と[[OZアカデミー認定無差別級王座]]を賭け、ラストウーマンスタンディングマッチで対戦。勝利し、初防衛を果たした。
* 9月の[[SMASH (格闘技団体)|SMASH]]新宿FACE大会にて、SMASHに初参戦し、[[朱里]]とハードコアマッチを行い、ラダーからのムーンサルトプレスからの片エビ固めでピンフォール勝ちを収めた。
; [[2011年]]
* 4月10日、新宿FACEでのOZアカデミー認定無差別級選手権試合(3WAY戦)で右脚の[[かかと]]を骨折。[[手術]]を受け長期欠場となる。後日、[[感染症|術後感染]]で[[骨髄炎]]を発症した事を明らかにする。当初この大会において同年限りでの引退を発表する予定だった<ref>[http://ameblo.jp/kaoru619/entry-11239053580.html 好きだよ] KAORUのハードコアな日々 2012年5月2日</ref>。
; [[2013年]]
* 12月11日、2014年3月22日に[[大田区総合体育館]]で開催予定の長与千種プロデュース「That's女子プロレス」で復帰することを発表<ref>[http://npn.co.jp/article/detail/74445674/ 来年3月、長与vsダンプが実現、KAORUも復帰!]リアルライブ 2013年12月12日</ref>。
; [[2014年]]
* 1月3日、「That's 女子プロレス」の対戦カードが発表され、KAORUは第一試合とメインイベントの2試合に出場が決定<ref>[http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/2014/01/post-ef51.html 長与千種復帰戦カード決定]カクトウログ 2014年1月3日</ref>。
* 3月20日、「That's 女子プロレス」第一試合で、ダンプ松本、[[世IV虎]]と組み、長与、[[石野由加莉|花月]]、[[彩羽匠]]と対戦した後、メインで[[井上貴子 (プロレスラー)|井上貴子]]、[[浜田文子]]と組み、[[神取忍]]、[[里村明衣子]]、一日限定復帰の植松寿絵と対戦し、ムーンサルトプレスを植松に決めて勝利。
* 4月6日、プロレスリングWAVEに参戦。[[桜花由美]]と組み、渋谷シュウ、[[木村響子]]と対戦。垂直落下ブレーンバスター、天板攻撃、ムーンサルトプレスを繰り出して勝利。
* 4月25日、[[Wrestling New Classic|WNC]]後楽園大会で[[クレイジー・マリー・ドブソン|クレイジー・マリー]]と組み、朱里&木村響子と対戦、マリーが朱里のラ・マヒストラルに敗れる。
* 4月29日、[[ワールド女子プロレス・ディアナ]][[川崎市体育館]]大会で全試合終了後に突然乱入し、[[井上京子 (プロレスラー)|井上京子]]が率いるディアナ正規軍と[[堀田祐美子]]率いる暴走軍と乱闘を繰り広げ、[[下田美馬]]と[[井上貴子 (プロレスラー)|井上貴子]]を引き連れ退場した。
; [[2015年]]
* 長与が設立した[[マーベラス (プロレス)|Marvelous]]に参加。
* [[スターダム]]主催の「[[STARDOM 5★STAR GP]]」に初参戦。
 
== 得意技 ==
; エクスカリバー
: 変形[[みちのくドライバーII]]。開発当初は試合中に乱発していたが、21世紀になってからはここぞという所で大事に使うようになった。
; エクスカリバー2000
: 相手を[[デスバレーボム]]のように肩に担ぎ、相手の体を旋回させて前に移動させてからエクスカリバーのように脳天からマットに落とす技。使用回数は非常に少ない。
; [[セントーン|ハードコアセントーン]]
: 相手を机の上に寝かせた状態でのセントーン。コーナー上から場外の相手に仕掛ける場合もある。
; [[ムーンサルトプレス]]
: 他の選手のムーンサルトプレスよりも滞空時間が長く、女子プロレス随一の華麗さを誇る。
; [[ムーンサルトプレス|ハードコアムーンサルト]]
: 机の破片を胸に抱いた状態で繰り出すムーンサルト。使用する机の破片はハードコア・セントーンで真っ二つに折れた机の破片である場合が多い。
; [[ムーンサルトプレス#ヴァルキリー・スプラッシュ|ヴァルキリースプラッシュ]]
: ひねり式ムーンサルトプレス。初公開は1996年2月16日の後楽園ホール大会。ルチャドーラとしての彼女の一面を垣間見ることができる技。
; [[DDT (プロレス技)#スイングDDT|スイングDDT]]
: 自身の体を大きく旋回させることにより、遠心力をつけて相手の脳天をマットに叩き付ける技。同名の技を使う選手は多いが、トップロープを蹴って反動を付けるのが彼女の特徴。長身の選手のため、リング中央で体を真横にして大きく旋回するこの技は非常に見た目のインパクトも強い。
; [[レイ・ミステリオ・ジュニア#得意技|619]]
: [[WWE]]のレスラー、[[レイ・ミステリオ・ジュニア|レイ・ミステリオ]]の得意技。D-FIX結成後から多用するようになる。
; [[毒霧]]
 
== タイトル歴 ==
; [[全日本女子プロレス]]
* 第6代、第9代[[全日本タッグ王座]](パートナーは[[高橋美華]]×2)
; [[ユニバーサル・プロレスリング]]
* 初代JCTV認定女子王座
; [[JWP女子プロレス]]
* 第7代[[JWP認定タッグ王座]](パートナーは[[福岡晶]])
; [[GAEA JAPAN]]
* 第7代[[AAAWタッグ王座]](パートナーは[[尾崎魔弓]])
; [[OZアカデミー|OZアカデミー女子プロレス]]
* 第8代[[OZアカデミー認定無差別級王座]]
* 第2代、第5代[[OZアカデミー認定タッグ王座]](パートナーは尾崎魔弓×2)
; 大山プロレスフェスティバル
* 初代大山女子プロレス王座
; [[ワールド女子プロレス・ディアナ]]
* 第4代[[WWWD世界タッグ王座]](パートナーは[[下田美馬]])
; [[センダイガールズプロレスリング]]
* 第2代、第5代[[センダイガールズワールドタッグチームチャンピオンシップ]](パートナーは[[DASH・チサコ]]×2)
 
== 入場曲 ==
* 初代 : FREE YOUR MIND([[DOUBLE (歌手)|DOUBLE]])
* 2代目 : If You Were a Woman([[ボニー・タイラー]])
* 3代目 : My Kinda Girl([[ベイビーフェイス (ミュージシャン)|ベイビーフェイス]])
* 4代目 : 黄金魂([[湘南乃風]])
* 5代目 : Kingston([[ショーン・キングストン]])
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
== 外部リンク ==
{{Commonscat|Kaoru Maeda}}
* [http://ameblo.jp/kaoru619/ KAORUのハードコアな日々]
* {{Twitter|kaoru2hearts}}
 
{{Marvelous}}
{{リダイレクトの所属カテゴリ
|redirect1 = インフェルナルKAORU
|1-1 = 覆面レスラー
}}
{{DEFAULTSORT:かおる}}
[[Category:日本の女子プロレスラー]]