削除された内容 追加された内容
古代字形を定義部にもってくる
10行目:
 
== 起源 ==
[[フェニキア文字]] {{larger|{{unicode|𐤒}}}} [[File:Phoenician qoph.svg|20px]](コーフ)に由来する。古代のコッパ(大文字: {{unicode|'''Ϙ'''}}, 小文字: {{unicode|'''ϙ'''}})の形は、フェニキア文字の字形をほぼ保っている。
 
セム語の{{ipa|k}}と{{ipa|q}}の音韻的区別はギリシア語には存在しなかったが、古いアッティカの碑文では{{ipa|k}}音を後続する母音によって書きわけ、{{lang|grc|ο}}が後続するときには[[Κ]](カッパ)ではなく{{unicode|Ϙ}}(コッパ)を書いていた。しかしイオニア式アルファベットが採用されるとコッパは通常の文字としては使われなくなり、数字の90としてのみ残存した<ref name="g">Allen (1987) p.17</ref>。