「女と味噌汁」の版間の差分

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== テレビドラマ ==
=== 作品概要 ===
新宿弁天下界隈で名を馳せる芸者のてまり([[池内淳子]])は、死去した母の借金を背負ったまま芸者になったが、いつしか自分の小料理屋を持つことを夢見ている。その夢を叶えるべく、妹分の小桃([[長山藍子]])と共に座敷を上がった後、毎晩のように弁天池脇にライトバンで祖母から教わった味噌汁とおにぎりの店を出す日々を過ごしていた。そんなてまりと芸者仲間を取り巻く男達と花柳界を巡る人間模様を描く、基本的に一話完結型のラブロマンスドラマ。花柳界に身を投じた女の人生観から捉える結婚・出産・死別といった局面の描き方は、1965年から1980年まで足かけ15年もの長きに亘って一定の安定した視聴率を記録し、池内が『20%女優』との異名を得るきっかけを作った
その夢を叶えるべく、妹分の小桃([[長山藍子]])と共に座敷を上がった後、毎晩のように弁天池脇にライトバンで祖母から教わった味噌汁とおにぎりの店を出す日々を過ごしていた。
そんなてまりと芸者仲間を取り巻く男達と花柳界を巡る人間模様を描く、基本的に一話完結型のラブロマンスドラマ。
花柳界に身を投じた女の人生観から捉える結婚・出産・死別といった局面の描き方は、1965年から1980年まで足かけ15年もの長きに亘って一定の安定した視聴率を記録し、池内が『20%女優』との異名を得るきっかけを作った。
 
なお、東芝日曜劇場の単発ドラマとしての最後の作品『[[おんなの家]]』最終回にてまりと小桃が出演している。東芝日曜劇場最多出演女優である池内淳子だが、同作もまた同枠のシリーズ最多放映作品(全38回)である。
東芝日曜劇場最多出演女優である池内淳子だが、同作もまた同枠のシリーズ最多放映作品(全38回)である。
 
=== キャスト ===
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=== スタッフ ===
* 脚本:[[平岩弓枝]]
* 演出:橋本信也(第1作~第24作)→山本和夫(第25作~第38作)
* 音楽:平井哲三郎
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1968年2月14日公開。監督:[[五所平之助]]。カラー・シネマスコープ作品。製作:[[東京映画]] 、配給:[[東宝]]。
 
封切りは「[[駅前シリーズ]]」の22本目『[[喜劇 駅前開運]]』(監督:[[豊田四郎]]、主演:[[森繁久弥]])との併映だった。ちなみにこの作品に池内も出演している
 
基本的にはテレビドラマの設定を踏襲し、いくつかのエピソードのゲストをキャスティング変更してワンストーリーに仕上げている。