「ゴルトベルク変奏曲」の版間の差分

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== 楽曲の構成 ==
[[ファイル:Goldberg Variations 01 Aria.ogg|thumb|アリア([[キミコ・ダグラス=イシザカ]]によるピアノ演奏)]]
32小節から成るアリアを最初と最後に配置し、その間にアリアの32音の低音主題に基づく30の変奏が展開され、全部で32曲となる。各曲は2部構成で前半後半をそれぞれリピートする。第15、21、25変奏のみが[[ト短調]]で他は主題と同じく[[ト長調]]である。3の倍数の変奏は[[カノン (音楽)|カノン]]であり、第3変奏の同度のカノンから第27変奏の9度のカノンまで順次音程が広がるが、第30変奏は10度のカノンではなく[[クオドリベット]]が置かれている。第16変奏は「序曲」と題され、後半の始まりを告げている。
3の倍数の変奏は[[カノン (音楽)|カノン]]であり、第3変奏の同度のカノンから第27変奏の9度のカノンまで順次音程が広がるが、第30変奏は10度のカノンではなく[[クオドリベット]]が置かれている。
第16変奏は「序曲」と題され、後半の始まりを告げている。各曲は2部構成で前半後半をそれぞれリピートする。
 
; アリア
: 3/4拍子(鍵盤指示なし)。このアリアは[[アンナ・マクダレーナ・バッハ]]の音楽帳(1725年に始まる二番目の音楽帳)に書か収録されている。
 
; 第1変奏