「中部地方」の版間の差分

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[[File:Nagoya (2015-11-03).JPG|thumb|right|200px|中部地方最大の都市である<br />[[名古屋市]]の[[都心|都心部]]]]
[[File:Higashiyama-higashi Kanazawa Ishikawa03n3200.jpg|thumb|200px|歴史的な町並みが残る[[金沢市]]の[[東山ひがし]]茶屋街]]
[[日本列島]]の中央に位置し、[[東]]を[[東北地方]]と[[関東地方]]、[[西]]を[[近畿地方]]、[[南]]を[[太平洋]]、[[北]]を[[日本海]]に囲まれた地方である。大きく分けて、[[日本海]]に面する'''[[北陸地方]]'''、[[内陸]]部の'''[[中央高地]]'''('''[[東山地方]]''')、[[太平洋]]に面する'''[[東海地方]]'''の大半に分けられ、それぞれ大きく分けられた地方を組み合わせて中部地方と総称される。{{refnest|group=注釈|「中部地方」の項目<ref name="コンサイス地名">[[谷岡武雄]]・[[山口恵一郎]]監修・三省堂編集所編『コンサイス日本地名事典 第3版』([[三省堂]]、1989年12月第3版発行、ISBN 4385153280)</ref>によれば、「「本州の中央部、[[新潟県|新潟]]・[[富山県|富山]]・[[石川県|石川]]・[[福井県|福井]]・[[山梨県|山梨]]・[[長野県|長野]]・[[岐阜県|岐阜]]・[[静岡県|静岡]]・[[愛知県|愛知]]9・[[三重県|三重]]10県の総称。[[日本の地域|8地方区分]]の一。北陸・東山([[中央高地]])・東海の3地方に区分される」と記されている。}}
* 日本海に面する県:[[新潟県]]、[[富山県]]、[[石川県]]、[[福井県]]<ref group="注釈">前掲の「[[北陸地方|北陸]]」によれば、「北陸3県:[[富山県|富山]]・[[石川県|石川]]・[[福井県|福井]]、北陸4県:北陸3県に[[新潟県]]を加える。普通4県の総称。上代からの[[北陸道]]の地域」と記されている。</ref>
* 内陸に位置する県:[[山梨県]]、[[長野県]]、[[岐阜県]]<ref group="注釈">前掲の「[[東山地方]]」によれば、「[[岐阜県|岐阜]]・[[長野県|長野]]・[[山梨県|山梨]]3県の地。地理的には岐阜県では北部の[[飛騨国|飛騨]]のみを含み、南部の[[美濃国|美濃]]は[[東海地方]]に属する」と記されている。</ref><ref group="注釈">前掲の「[[中央高地]]」によれば、「山梨・長野・岐阜3県にまたがる本州中央部の高地地域の称。[[飛騨山脈|飛騨]]・[[木曽山脈|木曾]]・[[赤石山脈|赤石]]の3山脈とこれに接する山地・火山地帯の総称。[[東山道]]の西部に相当。地理区としては[[東山地方]]と同義で、[[東海地方]]・[[北陸地方]]に対する」と記されている。</ref>
* 太平洋に面する県:[[静岡県]]、[[愛知県]]、[[三重県]]
; 交通史での用語
* 日本海側:'''[[北陸道]]'''
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中央部に険しい[[日本アルプス]]がそびえること、日本の[[経済]]・[[文化_(代表的なトピック)|文化]]の東西の中心地である[[東京都|東京]]と[[大阪府|大阪]]の中間に位置することから、中部地方は東側と西側でも様々な面で違いがあり、地方としての一体の結びつきは他の地方ほど強くない。<br />大まかにいえば、文化面では[[糸魚川大井川線]]、地質や植生では[[フォッサマグナ]]が東西の境界となる。{{refnest|group=注釈|東側・西側に関する内容は「東日本」②③の項目<ref name="コンサイス地名" />。}}<ref>[http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2011/01/05/1234912_003.pdf 中学校学習指導要領解説 社会編 P52] - 文部科学省のウェブサイト</ref><ref>[http://www.u-gakugei.ac.jp/~chiriken/pdf/shakai10.pdf 東京学芸大学 2010 年度重点研究 教員養成課程における「小学校社会科」教育プログラムの開発 報告書 P18] - 東京学芸大学のウェブサイト</ref>
 
糸魚川浜名湖線から東側は[[広域関東圏]]に含まれることがあり、特に東京都に隣接する山梨県は[[首都圏 (日本)|首都圏]]の一角を占めていて、文化・スポーツ面では、関東ブロックの大会(ex.[[箱根駅伝]])への参加が圧倒的である。加えて、新潟県、長野県も[[関東地方]]・東京との結びつきが強いこともあり、山梨県と共に[[関東甲信越地方]]と分類されることが多い。<br />他方で[[名古屋市]]を中心とする地域では、[[三大都市圏|日本三大都市圏]]の1つである[[中京圏|中京大都市圏]]が形成されており、[[近畿地方]]に区分されながら、経済やメディアで名古屋市と繋がりの強い[[三重県]]が[[東海地方]]として扱われている。<br />
なお、各県内でも河川の流域や交通事情などによって細かに違いがある(静岡県伊豆地域、三重県伊賀地域、福井県嶺南など)。
{{main|三重県#三重県の分類|山梨県#日本の地方区分における位置づけ}}