「アーセナルFC」の版間の差分

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この時期のクラブ経営陣は[[エミレーツ・スタジアム]]建設に関わる負債の返済のために、チームの主力級の選手に対して[[チェルシーFC|チェルシー]]や[[マンチェスター・ユナイテッドFC|マンチェスター・ユナイテッド]]といった他のビッグクラブで主力級の選手が得ているほどの高額な年俸の支払いを認めなかった上、たとえタイトルに恵まれない状況下でもトップレベルの実力と経験のある選手の獲得のために資金を投入しようとはしなかったため、タイトル獲得やより高い報酬を求めてクラブを去る主力選手が後を絶たなかった。このような理由でクラブを離れた選手には、[[ロビン・ファン・ペルシー]]、[[セスク・ファブレガス]]、[[アシュリー・コール]]、[[サミル・ナスリ]]、[[エマニュエル・アデバヨール]]、[[ガエル・クリシー]]、[[パトリック・ヴィエラ]]、[[アレクサンドル・フレブ]]、[[マチュー・フラミニ]]らがいた。
 
2004-05に[[ジョゼ・モウリーニョ]]が監督に就任した[[チェルシーFC|チェルシー]]に得失点差で及ばずリーグ優勝を逃して以降、10シーズン以上もの間リーグで優勝できず、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッド等の後塵を拝する形で次第に優勝争いから遠ざかる状況が常態化するようになっていった。またFAカップも2004-05の優勝以降、9年間タイトルに恵まれなかったほか、[[UEFAチャンピオンズリーグ]]では2005-06大会の決勝で[[FCバルセロナ|バセロナ]]に破れて以来決勝の舞台には立てておらず、中には決勝トーナメント一回戦で敗退する年すらあった。
 
このように2000年代中頃から2010年代初頭はクラブ史における低迷期とも言える時期であったが、同時に世代交代の時期でもあった。[[ティエリ・アンリ]]、ベルカンプ、ヴィエラ、[[ロベール・ピレス]]、[[ソル・キャンベル]]、[[フレドリック・ユングベリ]]、[[ヌワンコ・カヌ]]、[[ローレン・エタメ・マイヤー]]といった黄金時代を支えた選手達が去る中でクラブは急速に世代交代を進めていき、チームの中心はセスク・ファブレガス、ファン・ペルシー、[[トマーシュ・ロシツキー]]、[[アンドレイ・アルシャビン]]、[[トーマス・フェルマーレン]]、[[バカリ・サニャ]]、[[コロ・トゥーレ]]、[[ウィリアム・ギャラス]]、ナスリ、アデバヨール、フラミニといった選手が占めるようになっていった。若手を中心としたチームはポテンシャルを感じさせるプレーを度々見せたものの、精神面やパフォーマンスに安定を欠いていたためか内紛が多く、先述のように主力選手が他のビッグクラブへと去ることも多かった。しかしこの間も[[セオ・ウォルコット]]や[[アーロン・ラムジー]]、[[ジャック・ウィルシャー]]、[[ローラン・コシールニー]]などはチームに留まり続け、その後のチームの屋台骨を支える選手として成長していった。