「ティファニーで朝食を」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
川本三郎氏の本は『オードリー・ヘプバーンとティファニーで朝食を』が元になっているため、その記述に変更。また、それに合わせて出典のないものを出典ありで書き直し。
川本三郎氏のこの部分は大きな誤りであり、『オードリー・ヘプバーンとティファニーで朝食を』p148から引用したジュディス・クリストの言葉は、1959年に撮影され60年に公開された『アパートの鍵貸します』に対して述べられたものである。そのため全削除。
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[[ジョニー・マーサー]]作詞・[[ヘンリー・マンシーニ]]作曲で劇中にヘプバーン自身が歌った挿入歌『[[ムーン・リバー]]』が有名であるが、原作中の歌とは異なる。映画完成後のパラマウント映画関係者向披露試写会で、就任したばかりのパラマウント映画の新社長は、歌のシーンはカットした方がよいと言い放ったが、ヘプバーンが激怒して立ち上がり「絶対にカットはさせません」と言ったといわれてきた<ref>{{Cite book|title=『オードリー・ヘップバーン』上巻|date=1998年5月4日初版発行|year=|publisher=集英社|author=バリー・パリス}}</ref><ref>{{Cite book|title=『the audrey hepburn treasures』|date=2006年9月25日|year=|publisher=講談社|author=エレン・アーウィン&ジェシカ・Z・ダイヤモンド}}</ref><ref>{{Cite book|title=スクリーンの妖精 オードリー・ヘップバーン|date=1997年6月13日|year=|publisher=シンコー・ミュージック|author=ジェリー・バーミリー}}</ref><ref>日本コロムビアや20世紀フォックスからDVDが発売され、BS11でも放送された『想い出のオードリー・ヘプバーン』では監督のブレイク・エドワーズもそう言っている。</ref>。しかし、「控えめに言っても敵対的と言えるこんな態度は、どう考えてもオードリー・ヘプバーンの得意なレパートリーではない」として、ヘンリー・マンシーニ自身が書いた自伝では「オードリーは何か言いたそうに椅子の中でもぞもぞしていた」だけということが挙げられている<ref name=":0" />。実際にはヘプバーンではなく、プロデューサーであるリチャード・シェファードが「絶対にカットなんてさせないぞ。するなら俺を殺してからにしろ!」と言ったと判明したと明かされている<ref name=":0" /><ref>『ティファニーで朝食を』のDVDおよびブルーレイの特典のリチャード・シェファード自身の音声解説で、自分が言ったと語っている。</ref>。
 
[[川本三郎]]の『映画は呼んでいる』([[キネマ旬報社]])には映画評論家のジュディス・クリストの言葉が紹介してある。「この映画で我々は大人になりました」「無垢の時代は終わりを遂げました。突如、時代はセックスに対してオープンになる方向に動き始めました。[[1960年代|60年代]]になりかかっていたのです」。
 
=== ユニオシの描写 ===