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|市旗 = [[ファイル:Flag of Ako, Hyogo.svg|100px]]
|市旗の説明 = 赤穂[[市町村旗|市旗]]<br />[[1951年]][[9月]]制定
|市章 = [[ファイル:Emblem of Ako, Hyogo.svg|75px]]
|市章の説明 = 赤穂[[市町村章|市章]]<br />[[1951年]][[9月]]制定
|自治体名 = 赤穂市
|都道府県 = 兵庫県
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[[奈良時代]]から[[平安時代]]になると[[千種川]]からの土砂の堆積により千種川河口部(現在の市街地付近)の陸地化が進行し、徐々に集落が営まれるようになり、[[東大寺]]などが管理する[[荘園 (日本)|荘園]](石塩生荘)も成立した。<ref name=":0" />
 
[[中世]](15世紀中頃)には加里屋(現在の赤穂市加里屋)に「古城」とよばれる砦が築かれるなど、千種川河口部の集落の拡大が進む。このころ赤穂郡は[[赤松氏]]の支配下にあったと考えられている。<ref name=":1">{{Cite book|title=『赤穂市史』第二巻|date=|year=1983|publisher=赤穂市}}</ref><ref name=":2">{{Cite web|url=http://www.ako-hyg.ed.jp/bunkazai/akojo/history.html|title=国史跡赤穂城跡(兵庫県赤穂市) 公式Webサイト|accessdate=201907282019-07-28|publisher=赤穂市教育委員会}}</ref>
 
[[慶長]]年間には、赤穂は池田長政の領地となり「掻上城」が築かれる。その後、垂水半左衛門勝重による郡代支配などを経て、[[池田政綱]]が[[元和 (日本)|元和]]元年(1615年)に入封し、[[天正]]年間に一時的に行われた[[生駒親正]]の赤穂支配以来、改めて[[赤穂藩]]が成立した。ちなみに福浦地区については江戸時代を通じて[[岡山藩]]領となっている。<ref name=":1" /><ref name=":2" />
 
その後、[[正保]]2年(1645年)に2代藩主[[池田輝興]]の改易に伴って[[浅野氏|浅野家]]が入封する。しかし3代藩主[[浅野長矩]]も[[赤穂事件]]によって[[元禄]]14年(1701年)に改易された。その後[[永井直敬]]が一時的に入封するもすぐに転封となり、[[宝永]]3(1706)3(1706年)に[[森長直]]が入封、明治4年(1871年)廃藩置県まで[[森氏|森家]]が赤穂藩主となった。<ref name=":1" /><ref name=":2" />
 
廃藩置県後、赤穂藩領であった市域の大部分は[[赤穂藩|赤穂県]]、岡山藩領であった福浦地区は[[岡山県]]となった。赤穂県は[[飾磨県|姫路県]]・[[飾磨県]]を経て[[兵庫県]]に編入された。<ref name=":1" /><ref name=":2" />
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=== 義士親善友好都市 ===
'''義士親善友好都市交流会議'''(通称:忠臣蔵サミット)1989年(平成元年)創設。全国30を超える市区町自治体が加盟。- 赤穂市の呼びかけで、全国の「赤穂義士ゆかりの地」となる自治体が、親善と友好を深めながら情報を交換、地域の活性化と発展向上のために相互協力していくことを目的に創設。毎年、開催される忠臣蔵サミットは加盟自治体のひとつが開催地となっている。
:(加盟自治体)北海道[[砂川市]] 岩手県[[一関市]] 栃木県[[大田原市]] 茨城県[[笠間市]] 茨城県[[桜川市]] 群馬県[[安中市]] 群馬県[[藤岡市]] 東京都[[千代田区]] 東京都[[中央区 (東京都)|中央区]] 東京都[[港区 (東京都)|港区]] 東京都[[新宿区]] 東京都[[墨田区]] 東京都[[豊島区]] 新潟県[[新潟市]] 新潟県[[新発田市]] 長野県[[諏訪市]] 愛知県[[南知多町]] 愛知県[[西尾市]] 滋賀県[[大津市]] 滋賀県[[野洲市]] 京都市[[山科区]] 兵庫県[['''赤穂市]]''' 兵庫県[[明石市]] 兵庫県[[相生市]] 兵庫県[[豊岡市]] 兵庫県[[加西市]] 兵庫県[[加東市]] 兵庫県[[丹波篠山市]] 岡山県[[津山市]] 広島県[[三次市]] 長崎県[[平戸市]] 熊本県[[山鹿市]]以上、加盟自治体32。その他に、兵庫県[[多可町]]、香川県[[小豆島町]]と[[土庄町]]などが参加調整中。(平成29年調べ)
*'''第30回義士親善友好都市交流会議''' <ref>[http://www.city.miyoshi.hiroshima.jp/data/open/cnt/3/15703/1/teirei3006_tyuusinngurasamitto.pdf 第30回忠臣蔵サミットin三次]</ref> - 平成30年7月20日(金)~21日(土)、広島県[[三次市]]において開催。三次市での開催は平成16年に続いて3回目となる。
 
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**赤穂の塩
**[[塩味饅頭]]
**播州赤穂塩ラーメン - [https://www.facebook.com/%E6%92%AD%E5%B7%9E%E8%B5%A4%E7%A9%82%E5%A1%A9%E3%82%89%E3%83%BC%E3%82%81%E3%82%93%E7%B5%84%E5%90%88-1485832331680975/  播州赤穂塩ラーメン組合facebook]
*[[坂越]][[牡蠣]]
**[[牡蠣]]加工食品
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** 高麗門 - 赤穂城の大手門・表虎口(おもてこぐち)。外門に相当。
** 櫓門 - 同上。内門に相当。石垣の上に一層櫓。
** 高麗門二層隅櫓 - 二層の[[隅櫓]]を復元。本記事トップの右上「[[赤穂市]]」画像(左列中段「'''[[赤穂城]]'''」)も参照。
** 番所 - 番所跡に模擬[[番屋]](案内所)。
** 天守台 - 天守が築かれた事はないが、「[[赤穂城|光の天守閣]]」イベントで[[天守閣]]の[[プロジェクションマッピング]]が投影される。
* [[赤穂大石神社]]
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== 祭事・催事 ==
*赤穂かきまつり(1月下旬 - 2月上旬の日曜日) -  JR赤穂線沿線の牡蠣の産地(相生・赤穂・日生)で週替わりリレー形式で行われる牡蠣祭りで、最大規模のまつり。毎年、中四国や京阪神などから2万人前後の人出がある。会場は[[兵庫県立赤穂海浜公園]]。
**'''赤穂かきまつり2019'''  -  2018年度(平成30年度)は2019年(平成31年)2月3日(日)9:00~開催予定。かきの即売、焼きガキの無料配布、かきの味噌汁の販売の他、多数のグルメ屋台やブースが出店。多彩なイベントで賑わう。
*春の義士祭(4月第2日曜日) - 大石神社で開催される春の義士桜祭。公募で選ばれた女人義士行列などのパレードなどがある。
*市民の夕べ~播州赤穂花火大会~(8月第1土曜日) - 2018年(平成30年)で48回目を迎える赤穂の夏の恒例の花火大会。[[兵庫県立赤穂海浜公園]]を会場に、約2500発の打ち上げ花火と、盆踊りや夜店、各種ステージ、企画イベントで賑わう。
*[[坂越]]たこまつり(8月上旬の日曜日) -  「坂越盆踊り」は赤穂市の無形民俗文化財で17世紀頃から伝わる。
*ル・ポン国際音楽祭(10月上旬) - 赤穂市ゆかりの[[樫本大進]]が音楽監督を務める室内楽の国際音楽祭。2016年、10回目となる記念公演を東京[[サントリーホール]]において[[皇后陛下]]ご臨席の元に開催。([http://www.imf-le-pont.jp/ ル・ポン国際音楽祭2018公式HP])
*[[坂越の船祭り]](10月第2日曜日) - 国の[[重要無形民俗文化財]]、[[日本遺産]]。瀬戸内三大船祭りの一つ。
*赤穂八幡宮神行式(10月第3日曜日) - 兵庫県指定重要無形民俗文化財。
*赤穂でぇしょん祭り(11月第1日曜日) - 毎年、近畿、中国、四国を中心に全国から約50団体のよさこいチームが参加、お城通りでのパレードや城跡公園で集う。多数のご当地グルメ飲食ブースやフリーマーケットなどが出店、よさこいの忘年会ともいわれる祭り。([https://www.deesyon.com/blog/2018/05/31/%e7%ac%ac15%e5%9b%9e%e3%80%80%e8%b5%a4%e7%a9%82%e3%81%a7%e3%81%88%e3%81%97%e3%82%87%e3%82%93%e7%a5%ad%e3%82%8a%e9%96%8b%e5%82%ac%e6%b1%ba%e5%ae%9a/  赤穂でえしょん祭り連絡協議会HP])
*赤穂シティマラソン(11月) - 第1回、3回-7回大会が全国ランニング大会100撰に選出。([http://akocity-marathon.com/ 第8回赤穂シティマラソン公式HP])
*忠臣蔵ウイーク(義士祭前約1週間)[http://www.all-ako.com/2017/ 忠臣蔵ウイーク2017 オフィシャルサイト] - 多彩な忠臣蔵関連の企画やイベントで赤穂市内が忠臣蔵一色になる週間。2018年で7回目を迎える忠臣蔵ウイークは、12月9日(土)から14日(金)まで実施される。
*[[赤穂義士祭]]([[12月14日]])[http://www.city.ako.lg.jp/kensetsu/kankou/matsuri/gisiai.html 第115回赤穂義士祭 赤穂市HP]
**'''第115回赤穂義士祭'''  -  2018年(平成30年)は12月14日(金)開催。2018年で115回目を迎える赤穂義士祭では、俳優[[高橋英樹]]が義士行列に大石内蔵助役で初出演する事が内定している。
 
== 出身有名人 ==
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*『[[暗殺教室]]』(第1作2015年3月、第2作2016年3月公開)[[東宝]]。主要な登場人物に、赤穂47浪士の名前がつけられている。
*『忠臣蔵の恋 ~[[四十八人目の忠臣]]~』(2016年9月24日~2017年2月25日。全20回)[http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/7000/250755.html NHK土曜時代劇『忠臣蔵の恋 ~四十八人目の忠臣~』番組HP] 原作者―[[諸田玲子]]「四十八人目の忠臣」。2016年5月から新設されたNHK土曜時代劇の第2弾(NHK総合・毎週土曜日・午後6時10分〜6時45分)。きよ([[月光院]])-[[武井咲]] [[礒貝正久|礒貝十郎左衛門]]-[[福士誠治]]。
*『[[決算!忠臣蔵]]』(2019年冬公開予定)[[松竹]]。  - 原作は[[山本博文]]氏の「[[『忠臣蔵』の決算書]]」(新潮新書)。脚本と監督は[[中村義洋]]氏(代表作「[[殿、利息でござる!]]」、「[[忍びの国]]」など)で、2019年冬に公開予定。主演の大石内蔵助を[[堤真一]]、勘定方の矢頭長助役を「[[ナインティナイン]]」の[[岡村隆史]]が演じる。2019年冬公開。
 
== 赤穂市内でロケが行われた映画・ドラマ・CM ==
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*『[[超高速!参勤交代 リターンズ]]』(松竹 2016年9月10日公開) - 赤穂城本丸厩口門周辺。
*『[[銀魂2]] 掟は破るためにこそある』([[ワーナー・ブラザース映画]] 2018年8月公開) - [[赤穂城]]大手門武者溜り広場、本丸門周辺。
*『[[決算!忠臣蔵]]』(松竹 2019年冬公開予定)  - [[赤穂市立海洋科学館]]・[[塩の国]]、赤穂城本丸周辺など。
 
;ドラマ
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;コマーシャル
*[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]『[[DISCOVER WEST]] ‐ 新幹線で行く DISCOVER WESTの旅 ‐ 』「こころの、西へ。」編 「海の道」編 他。 - 高雄橋周辺。
*[[サントリーオールフリー]]『ドライブでオールフリー』[[松平健]]篇(2014年) - [[海の駅しおさい市場]]、丸山県民サンビチ。
*[[赤穂化成]]/株式会社天塩 ‐ 天塩のチカラキャンペーン『赤穂の天塩 あましおちゃんと内蔵助』(2017年5月27日より近畿・東海エリアと長野県にて放映を開始) - 丸山県民サンビチ。
 
== その他 ==
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== 関連項目 ==
* [[赤穂藩]] - 江戸時代に赤穂を統治した行政組織
* [[赤穂義士祭]]
* [[パク・ジュニョン]] - 赤穂観光大使。義士祭に定期的に参加。
* [[武林隆重]] - 本懐を遂げた功労者(吉良を斬り絶命させた赤穂義士)
* [[大石良雄]]
* [[吉良義央]] - 忠臣蔵の悪役
* [[仮名手本忠臣蔵]]
* [[赤穂城]] - 国の史跡に指定
* [[浅野氏]]
* [[森氏]] - 赤穂を幕末まで治めた大名