「ファイヤーフォックス (映画)」の版間の差分

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[[翼平面形#クリップトデルタ翼|クリップドデルタ翼]]を持つ[[無尾翼機]]で、長い機首に[[可変翼|可変後退]]機能を持つ[[エンテ型|カナード]]を有する。推力50,000ポンドのエンジンを2基装備し、高度12万フィートでも戦闘が可能な性能を持つ。機関砲は2基を胴体下部に、ミサイルは胴体内のウェポンベイに装備。また、パイロットは与圧服を着用する。劇中には1号機と2号機が登場し、開発に関与していたパラノヴィッチ博士やセメロフスキー博士の助けを得てミッチェル・ガントが強奪した1号機を、正規パイロットであるヴォスコフ中佐が操縦する2号機が追跡した。
 
劇中、ファイヤーフォックス1号機がミサイル巡洋艦から発射されたミサイルの撃墜や2号機を撃墜する際に機体後部から発射したものはミサイルではなく、対ミサイル妨害装置の[[フレア (兵器)|フレア]]である。しかしながらイーストウッド扮するガント自身は劇中終盤、「rearward missile」=「後部ミサイル」と呼んでおり、字幕、TV吹替共に「後部ミサイル」と訳されている。そのため、「なぜ1号機と2号機は後方につかれたときにすぐ使わなかったのか」という矛盾を生んでいる。劇中中盤、バラノヴィッチ博士は機体の装備の説明時、「rear defence pod」=「後部防御装置」と言っており、「炎の爆発によってミサイルを倒す」と英語では説明している(日本語字幕ではここもミサイルとしてしまっている)。ガントの「rearward missile」の発言は、執拗に追尾する2号機に対し「後ろ向きに発射出来るミサイルはないのかよ?」とぼやいただけで、日本語字幕の「後部ミサイルを発射しろ」は誤訳である。2号機が撃墜された正しい理由は、ガントが<!--苦し紛れに-->放った1号機のフレアを<!--偶然-->エアインテークに吸い込んでしまったからであり、る。これは原作、および続編である『ファイアフォックス・ダウン』において詳しい説明描写ある。<!--若い2号機パイロットが確実され撃墜を狙っ迂闊に後尾に接近し過ぎた所に、老練のガントがギリギリまで粘って狙すまして発射した、というような描写だったはずです-->
 
== 製作 ==