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出身地として表記される地名・国名に厳密な定義はなく、自己申告に基づき、本人と何らかの縁のある地名を表記している。このため本人の意向により変更されることがある。外国を出身地としていた力士が日本国籍を取得しても出身地が日本国内に変更されることは稀であるほか、当時在日韓国人であることを公表し韓国名を本名としていた[[金開山龍|金開山]]や[[栃乃若導大|栃乃若]]なども生まれ育った日本国内を出身地としており、番付上の出身地は必ずしも国籍を表すものではない。また、新弟子検査受験時は本籍地を出身地として公表しており、番付に載る際の出身地とは異なる場合がある。[[幕下付出]]力士の場合は初土俵を踏んだ場所の取組において本籍地がそのまま場内に紹介されてしまうことがあり、[[大岩戸義之|上林]](番付上の出身地は山形県)は[[近畿大学]]の所在地である大阪府、[[山口雅弘|山口]](当時の番付上の出身地は東京都、のちに番付上も福岡県に変更)は祖父の出身地である福岡県が出身地としてアナウンスされ、いずれも場所中に訂正された。
 
下半分に四股名が表記される。その表記について、過去の番付においては「高」の字をはしご高(髙)で書くことがあったり(現在の番付では「高」と「髙」は完全に区別して書かれている)、バランスをとるために〈[[木部 (部首)|木へん]]〉や〈[[山部|山へん]]〉をかんむりのように書く(松→枩、峰→峯、嶋→嶌などのように、同様に「梅」の字も「木」の下に「毎」を書くことがある)、特に番付下位では略字を使うような、本来の正確な四股名とは異なることがあるので注意が必要である。
 
[[改名]]力士及び年寄名跡に変更がある場合は、改名力士は出身地と新しい四股名の間に小さく「〇〇〇(旧四股名)改」(以前は「〇〇〇改メ」と書かれた)と書かれるが、幕内だけは出身地の右側に小さく書かれる。現役引退して年寄になる場合や、[[年寄名跡|名跡]]変更の場合は新しい名跡(年寄名)の上に同様に書かれる。