「ティム・バーナーズ=リー」の版間の差分

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その後、会社を辞めて個人で[[コンサルタント]]を営み、[[1980年]]6月に[[スイス]]・[[ジュネーヴ]]の[[欧州原子核研究機構]](CERN)にソフトウェア技術の[[コンサルタント]]として6ヶ月間在籍した。バーナーズ=リーは数千人に上る研究者や参加者に効率よく情報を行き渡らせるためのシステム開発を命じられるが、折しもバーナーズ=リーは個人的開発作業の一環として、ランダムに他の文書と連結できる仕組みを持った[[ENQUIRE]]を開発していた。公表こそされなかったものの、[[World Wide Web|WWW]]の概念の基礎となるものであった。
 
[[1981年]]からの4年間は英 イメージ・コンピュータ・システムズ社の技術デザインの責任者を務めた後、[[1984年]]に[[欧州原子核研究機構|CERN]]へ復帰すると科学データ閲覧のための分散リアルタイムシステムに関する業績で[[フェローシップ]]を贈呈される。[[1989年]]3月、後に[[World Wide Web|WWW]]へ発展することになる、[[欧州原子核研究機構|CERN]]内の情報にアクセスするためのグローバルハイパーテキストプロジェクトの提案を公式に行う<ref name="proposal">{{Cite web |last=Berners-Lee |first=Tim |date=1989-03 |url=http://www.w3.org/History/1989/proposal.html |title=The original proposal of the WWW, HTMLized |publisher=World Wide Web Consortium |language=英語 |accessdate=2007-07-20 }}</ref>。上司マイク・センドールや同僚[[ロバート・カイリュー]]の支援も受け、[[1990年]][[11月]]にはより具体化した提案書 "WorldWideWeb: Proposal for a HyperText Project" を提出<ref>{{Cite web |last=Berners-Lee |first=Tim |coauthors=Robert Cailliau |date=1990-11-12 |url=http://www.w3.org/Proposal |title=WorldWideWeb: Proposal for a HyperText Project |publisher=World Wide Web Consortium |language=英語 |accessdate=2007年7月20日 }}</ref>。同年12月に[[NEXTSTEP]]上で世界初の[[Webサーバ]]である[[CERN httpd|httpd]]と世界初の[[ウェブブラウザ]]・[[Webオーサリングツール|HTMLエディタ]]である[[WorldWideWeb]]を構築する<ref>{{Cite web |last=Berners-Lee |first=Tim |url=http://www.w3.org/People/Berners-Lee/WorldWideWeb |title=Tim Berners-Lee: WorldWideWeb, the first Web client |publisher=World Wide Web Consortium |language=英語 |accessdate=2007-07-20 }}</ref>。そして1989年12月10日、世界最初の[[ウェブサイト]] http://info.cern.ch/ を公開する<ref>20 12, 1990 By Christmas 1990, Sir Berners-Lee had defined the Web’s basic concepts, the html, http and URL, and he had written the first browser/editor and server software. info.cern.ch was the address of the world's first web server, running on a NeXT computer at CERN. CERN. The birth of the World Wide Web. [2] 2019-09-04閲覧.</ref>。
 
[[1991年]][[8月6日]]には「[[World Wide Web]]プロジェクトに関する簡単な要約」をalt.hypertext[[ニュースグループ]]に投稿<ref>[http://groups.google.com/group/alt.hypertext/msg/395f282a67a1916c WorldWideWeb: Summary - alt.hypertext], [[Googleグループ]]</ref>。この日、[[World Wide Web|WWW]]は[[インターネット]]上で利用可能なサービスとしてデビューした。同日、世界最初の[[ウェブサイト]] http://info.cern.ch/ が設立されている。公開に際しては社会全体への貢献を第一に考え、特許を一切取得せず使用料も徴収しなかった。[[欧州原子核研究機構|CERN]]は[[1993年]][[4月30日]]、[[World Wide Web|WWW]]を誰に対しても無償で開放することを発表した<ref>{{Cite web |url=http://tenyears-www.web.cern.ch/tenyears-www/Welcome.html |title=10 Years Public Domain |publisher=[[欧州原子核研究機構]] |language=英語 |accessdate=2007年7月20日 }}</ref>。
 
[[1994年]]、[[マサチューセッツ工科大学]]に着任した直後 [[World Wide Web Consortium]](W3C)を設立。[[World Wide Web|WWW]]の仕様や指針、標準技術を策定・開発することで、[[World Wide Web|WWW]]の可能性を最大限に導くことを目的としている。[[1999年]]、[[Project MAC|MITコンピュータ科学研究所]]内の [[スリーコム|3Com]] 創業者会会長に就任。[[2004年]][[12月]]には[[サウサンプトン大学]]電子コンピュータ科学部の学部長兼教授に就任し、次世代のWeb技術として、[[セマンティック・ウェブ|Semantic Web]]技術の標準化を進めている。
== 著書 ==
* Tim Berners-Lee, Mark Fischetti, ''Weaving the Web: The Original Design and Ultimate Destiny of the World Wide Web by Its Inventor'', HarperSanFrancisco, 1999, ISBN 0-06-251586-1
** [[高橋徹 (ネットワーク研究者)|高橋徹]](監訳) 『Web の創成 World Wide Web はいかにして生まれどこに向かうのか』 [[毎日コミュニケーションズ]]、2001年、ISBN 4-8399-0287-9
* Tim Berners-Lee, Wendy Hall, James A. Hendler, ''A Framework for Web Science'', Now Publishers, 2006, ISBN 1-933019-33-6
 
 
== 関連項目 ==
*[[World Wide Web]]
* [[テッド・ネルソン]]
 
== 外部リンク ==