「津原泰水」の版間の差分

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装丁に対する意識が強い。印刷会社での勤務経験を活かし、自ら装丁に関与することも多い。
 
== デビュー、再デビュー(名義変更)の経緯 ==
大学在学中から、ライターとして編集プロダクションでアルバイトをしていた。卒業後は印刷会社に就職したものの短期間で退職し、かつてのアルバイト先に舞い戻る。この事務所への依頼に応じて書き上げたのが『星からきたボーイフレンド』であり、これが「津原やすみ」としてのデビューとなった。
平仮名を交えたこの名義は、編集部からの「女性だと誤解される余地を残してくれ」という要請に応じたもの。性別を明らかにしないまま少女小説の執筆を続けたが、やがて引退を考えるようになる。<ref>津原泰水『音楽は何も与えてくれない』幻冬舎、2014年、東雅夫・編『ホラー・ジャパネスク読本』双葉社、2006年</ref>
 
その頃、新しく立ち上がった叢書の依頼に応じて着手されたのが、「津原泰水」としての再デビュー作となる『[[妖都]]』である<ref>津原泰水『歌うエスカルゴ』あとがき、ハルキ文庫、2017年</ref>。
しかし内容の過激さから、予定していた部署からの出版を拒否される。発表の目処のつかないまま完成した本作は、交友のあった[[綾辻行人]]より講談社の[[宇山日出臣]]へ推薦され、別部署からの出版が決定した。<ref>「特別鼎談」『メフィスト』12月号、講談社、1997年</ref>
{{See|妖都#刊行の経緯}}
 
== 経歴 ==