「蚊取線香」の版間の差分

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[[ファイル:Kayaributa02.jpg|thumb|[[蚊遣器]](蚊遣豚)<br />豚の胴を模した[[陶器]]の中に線香を入れて使用する]]
[[File:Mosquito coil dish.jpg|thumb|線香皿]]
渦巻型の蚊取線香は中心部分を金属製でY字型の突起になっている線香立に固定して用いられることが多く、使用している際には[[灰]]が落ちるので、その受け皿として金属製の線香皿や陶製の[[蚊遣器]](かやりき)が用いられる。また、このようなY字型の線香立ではなく耐熱性の[[ガラス繊維]]に直接載せて用いる線香皿もある。
 
蚊取り線香が複数枚封入されている製品には、金属製の線香立や金属製の線香皿を封入しているものが多い。金属缶の蓋を裏返すと中心部分に直接Y字型の突起が取り付けられておりこれを引き起こして線香皿として使用できるようにした製品や、金属缶の蓋部分に耐熱性のガラス繊維が敷かれておりそのまま線香皿として利用できるようにした製品もある。また、陶製の蚊遣器には代表的なものとして[[ブタ]]を模した'''蚊遣豚'''(かやりぶた)があり夏の風物詩となっている。
 
また、[[キャンプ]]や野外作業など屋外での利用を想定した吊り下げ方式(フック付き)の線香皿もある。
 
これらの用具を用いることで燃焼を伴う製品ながら安全に使用できる。
 
缶容器30巻入り、紙製化粧箱10巻入は皿または台が同梱されているものほとんどだ、それら無い場合は清涼飲料水の空き缶(転倒防止や消火用に予め水を入れてもよい)の[[プルトップ]]を起こして線香の中心部を挟み込んだり、線香中心部の台を差し込むスリットに細い針金を差し込んで地中に刺したり木々などに吊る等して、皿や台の代わりとして利用できる(その際、差し込み箇所以外に線香と金属が接触または僅かな隙間だと消える恐れがある)。無論これらの使用方法は屋外かつ周囲に燃え移るものいことが前提である。
 
== 現状 ==